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ゲームから学べるものを考える【314/400】

10月に入りました。株式会社はこの亀谷です。

最近、仕事もゲームも似たようなものだなぁと思う機会が増えました。

私はゲームは好きなのですが、反射神経が問われるので、あまり得意ではありません。

ただゲームが強くなるってこういうことだよなぁ。

という理解はあって、それに関して今日はツラツラと書いておきます。

ゲームも仕事もやるべきことは大して変わりません。

ゲームの基本は、必勝法を間違えずにそのまま実行できるかどうか?

ゲームの基本は、

ルールを覚えて、必勝法を間違えずにそのまま実行できるか?

にあります。

どのゲームでも考えればそうだよね。という勝ち方が存在しています。

例えば格ゲーで言えば、同じタイミングで技を出すのであれば、相手よりも速く発生する技を出せばよい。という感じです。格ゲーは言ってみれば「超高速じゃんけん大会」をやっているようなもので、

①自キャラの技とフレームを覚える

②全キャラの技とフレームを覚える

③間違えずに自キャラの技を全て出せるように練習する

④相手のキャラの特徴、予備動作から技を予測する練習をする

⑤相手の技に勝てる技を常に間違えずに出せるようになる

ということが、どんな時でも出来るようになれば勝てます。

まぁ、これこそが案ずるは易く行うは難しなのですが、頂点の人たちは、当たり前のようにこれが出来た上で、さらにそこからの読みあいをやっています。凄まじい記憶能力と反射神経です。

ゲームは正しくやり続けることが難しい

実際、麻雀とかポーカーとかも、いかに正しく振るまえるかを競うゲームだと思います。

場の確率を計算しながら、ルール的な最善手を、どれだけ間違えずに実行できるかどうか。

が勝負のポイントです。

だから強くなればなるほど、娯楽的な要素が削られて、機械のように計算し、正しく実行することが求められ続けます。

これがツラい。

スリルを味わうための快感の要素を求めてしまうと選択を間違うので、本能に逆らい続けないと勝てません。

このツラさを乗り越えてもなお、勝敗に執着出来ないと、強くはなれないのです。そうなると、もはやそれは娯楽ではありません(笑)

水の張った洗面器に顔を突っ込んで、どちらが長く顔を上げずにいられるかの勝負になります。

仕事も基礎をしっかり学び、どんなタイミングでも正しく実行できれば勝てる

仕事も似たようなもので、一番大切なことは、基礎をしっかり学び、考えることから逃げずに、感情に飲まれず、正しいことをやり続けられるかどうかが勝負のポイントになります。

仕事の良いところは、ゲームほど瞬発力を問われないところです。制限時間が厳密に存在していないので、プレイヤーに時間の自由度が与えられます。

仕事の方がゲームよりもルールが複数あり、参加するプレイヤーも多いので、自分が選んだルールと場所によって、ある程度の段階までは計算・実行の精度は高くなくても遊べます。

しかし、上のランクにいくと、とんでもない戦いがとんでもない精度で繰り広げられているというところはゲームと変わりません。

まぁ、別に上を目指さなければいけないわけではないし、自分が楽しみたい楽しみ方で、自由に楽しめばよい。というのもゲームと同じです。

ただ上に行くためには、それなりの覚悟が必要で、そこは楽してはいけない領域で、もしそこに行けたとしても、そこに居続けるのはそれなりに大変だということは理解しておくと良いと思います。

単純に強いということは良いことだけではありません。

それでは、今週もお疲れ様でした。来週も頑張りましょう!

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亀谷 誠一郎 / 粛々と働きます
現在、母とのコラボ企画を行わせていただいております。サポートいただいたものに関しましては、全て実家の母の創作支援費用として利用させていただこうと思っております。何かお礼できることがあれば考えますので、お気軽にご相談ください。いつもありがとうございます! かめ