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頑張るためには準備がいる【493/500】

ゴールデンウィークももう終わりですね。株式会社はこの亀谷です。

今週は「頑張るためには準備がいる」というテーマで書きたいと思います。

よく周りから「亀谷さん、なんでそんなに働き続けていられるんですか?」と言われるのですが、別に働き続けていられるわけではないんです。

スピード落とすと戻すのが大変なのを知っているから、程よく継続させているだけなんです。

圧倒的な努力を拒む人は、この辺の理屈が良く分かってないんだろうなぁと感じるので、ちょっとそんなことを書きます。

アクセル踏んだら誰でもキツい

「亀谷さん、なんでそんなに働き続けていられるんですか?」

という質問の本質って、たぶん「そんなに仕事をしていてキツくないんですか?」という質問だと思うんです。

だからこの質問は、この時点でそもそもの大前提が間違っています。

「キツくないから仕事が出来ている」ではありません。キツいけど、止まるよりも走っていた方が楽だから仕事をしているんです。

例えばマラソン選手だったら42.195kmを全力で走りますよね?

42.195kmをあのスピードで走れるって凄いなぁ。なんであんなことが出来るんだろう?

という疑問が湧いて、マラソン選手に「何でですか?」って聞けば、

「日々練習しているからです。」

と返ってくるだろうし、「キツくないんですか?」と聞けば、

「普通にキツいです。」

と返ってくると思います。これと同じです。

マラソン選手も、試合まで期間があるときに全力で練習をサボったりはしません。試合の状態に身体をもっていくのに時間がかかるので、0までは戻らないように体調をコントロールしながら練習をしてコンディションを維持する努力をしています。

仕事もこれと大して変わりません。

私も「明日から昔みたいに1日18時間デスクワーク出来ますか?」と聞かれると、「ちょっと今は無理です。」と回答しますが、おそらく1か月準備すれば、まだ出来ると思っています。

車のエンジンがローギヤからハイギヤに上がるまで、重い体をスピードにのせるまでは予想より時間もかかるしキツい。

という大前提をまずは理解しないとハードワークは出来ませんし、続けられません。

止まるより、動いていた方が楽という事実

じゃ、何故続けられるのかというと、結局、完全に止まってしまうよりも走り続けていた方が楽だからです。

前のマラソン選手の例ではないですが、動かなくなった身体を再度動くようにするには時間がかかります。

しかも楽を覚えてしまえばしまうほど、元の状態に戻るまでに時間がかかります。

だからこそ、常にベタ踏みするまでいかなくても、そこそこのポジションでキープすることを考えるわけです。

歳をとればとるほど体力も落ちてきますので、トップスピードにもっていくまでの時間もかかりますし、ベタ踏み状態を維持できる時間も減ってきます。

車で考えると分かりやすいかもしれませんが、車って高速走行していた方が燃費が良いですよね?

人間も同じようなものだと考えた方が早いかもしれません。

楽したいという思考の重力から解き放たれるまでが大変で、ある程度スピードにのってしまえば慣性も手伝ってくれて、大したエネルギーは必要なくなります。

ポイントはスピードにのせて維持すること

仕事も勉強もそうなのですが、ハードワークするためには、まずはスピードにのせることに集中することです。

このタイミングではスピードも出ませんし、距離も出ませんし、時間もかかります。

非常に燃費が悪い、コスパの悪い部分です。

ただ、これは誰しもが通る道で、ここを乗り越えないとスピードにはのれません。

ある一定のスピードにのってしまえば、そこからは燃費も良くなりますし、キツいとかも考えなくなります。

この状態を維持するためのポイントは、この段階まで来た時に、一度スピードにのるまでのツラさを確認しておくことです。

あの時期はツラかった。もう一度あれはやりたくない。

そう考えていれば、ある程度のスピードを維持するのは苦にならなくなります。

ただ、自分のせいではなく、スピードが落ちてしまうタイミングは起こりうると思います。GWとかもそのひとつかもしれません。

その際は、スピードを出来る限り落とさないことを考えて、ちゃんとアクセルを踏む準備をしておくことです。

スピードが落ちてきているときに、再度アクセル踏んだら身体はキツくなります。ただ、それは仕方ない。そういうもの。

そう思っているだけで、ハードワークを続けること自体は苦だと思わなくなっていくはずです。

この思考法でスピードを維持できる人と、出来ない人の差は大きく開いていきます。

特に歳をとってからはエンジンの出力も落ちているので、スピードを出すなら若いうちです。

歳とって弱ったエンジンをフル回転させてスピードを出さなければいけないツラさよりも、若い時期の強いエンジンで踏んでおいて慣性の力を手に入れた方がずっと楽なので、早いうちにアクセルベタ踏みに出来るまでギヤを上げておきましょう。

GWも残り2日。そろそろ暖機運転を考えておいた方が良いですよ。

来週からも頑張っていきましょう!

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亀谷 誠一郎 / 粛々と働きます
現在、母とのコラボ企画を行わせていただいております。サポートいただいたものに関しましては、全て実家の母の創作支援費用として利用させていただこうと思っております。何かお礼できることがあれば考えますので、お気軽にご相談ください。いつもありがとうございます! かめ