電子書籍を作りたい・その1:ePubは素晴らしい
今までの投稿の履歴からワカル通り、ワタシは自創作をしている。
先日、デジタルイベントとゆーシステムがある事をしり、唐突に参加を決意。
開催されるのが8月なので、それまでに商品を用意せねばと、電子書籍を作る事にしました。(今更、物販をする元気が無い。物理的な商品を作るのには元手が必要などの理由による)
ワタシは、電子書籍とは=PDFだと思っていた。
最大の理由は、自分が現役で仕事をしていた当時、デジタル印刷と言えばPDFって概念だったからだ。
しかし、電子書籍を作るにあたって調べてみると、テキストばっかりの電子書籍にはePubの方が適していると知る。
ePub、それは国際電子フォーラムが2007年に策定した、ファイルフォーマット。
ここでロートルのカチカチ頭はびっくりした。
2007年って、いつ前の話っ???
だが、考えてみれば、自分はずっと印刷業界の端っこに属していると思っていたが、2007年頃は既に書籍からはかなり離れたところにいた。
電子書籍を購入する事はあっても、作成する側に携わったコトは無い。
知らなくても、仕方ないか…。
そこで、PDFとePubと、どっちで作るべきかを調べてみた。
PDFの目的は、どんな環境でもレイアウトを崩す事無く、軽快に書籍を閲覧する事である。
言ってしまうと、それはテキストばっかりの小説本には、あんまり必要のナイ「メリット」であろう。
一方のePubは、リフロー形式と固定レイアウト形式という、二通りの保存形式が存在する。
ePubの最大のメリットは、リフロー形式で発揮されるとワタシは思う。
固定レイアウトは、PDFと同じくレイアウトが絶対に崩れない方式だ。
リフローは、文字の大きさを自由に変える事が出来る。
デバイスやビューアーの性能にも寄るが、タテヨコどちらにも変更が可能である。
コレの何が素晴らしいって、チーム・ローガンに取っては救世主みたいな存在なのだ。
そこらのサプリメントのCMにも、スマホの文字が見づらい事がありませんか? なんてキャッチフレーズがあるぐらい、文字の大きさはそれぞれによって違う。
もちろん、スマホの初期設定で文字の大きさはある程度の自由が聞くが、DLした電子書籍が、スマホの初期設定に従ってくれる可能性は少ない。
PDFは、レイアウトが崩れない事が前提なのだから、それは当然だろう。
それをePubは解決してくれるのだ。
こんなありがたい話は無い。
そう思った。
しかし…、と、ここで我に返る。
自分だって、先刻までePubなんて単語を知らなかった。
そも、読み方すらワカラン。
だからTwitterでアンケートを取ってみた。
PDFとePubで、同じ本を売ってたらどっち買いますか? と。
ええ、もう、お察しの通り、PDFの圧勝です。
ワタシは、とりあえず、Twitterで草の根運動を展開する事に決めたのだった。