タイ紀行
1 出発。タイへ。
これからタイに行ってきます。アジア教育友好協会の谷川洋さんと一緒です。与那覇翔くんの会社チュラコスが、タイの山間部に学校を寄付したので、その開校式に参加します。橘川はチュラコスの顧問。海外は10数年ぶりなので、なんとも^ ^
ゴーンさんみたいな格好で、羽田に向かいます。コートはコインロッカーだな。現地は、30度以上らしい。来週帰りますが、予報では、雪。
バンコク経由でチュンマイ、そこから自動車で4時間かけて、現地メンパンへ。バンコクなんて、前世紀に、博報堂の渡辺さんに連れて行ってもらって以来。いやはや、つくづく鎖国人Kである^ ^
▼京急品川は、複数の路線が入りこんでややこしい。
▲羽田。同行者は、谷川さんの他、AEFAの活動に協力してくれている学校の先生たち。榊元校長。田端先生。おしゃべりも楽しい。
▼飛行機の中。
▼バンコク到着。暑
▼チュンマイ到着。SIMカードを売っているが、まあ、いいだろう。ネットみると、ホテルには、Wi-Fiあるようだ。
チュンマイのホテル。広くて綺麗。
こちら、フロント。女の子一人。
▼谷川さん、ラウンジでリラックス。
▼夜食中。現地で、イーガーディアンの溝辺専務も合流。
▼ドラクエあけてみたが、何もない。
2.チェンマイから、メーチェムへ
▼チュラコスのメンバーも沖縄から到着。与那覇社長以外は明るく元気な女性軍。
▼国立公園のレストランでランチ。
ครัวริมธาร ดอยอินทนนท์
Ban Luang, Chom Thong District, Chiang Mai 50160 タイ
+66 81 746 0129
▼現地NGOの事務所
▼ディナー。
▼メーチェムのホテルの前は畑。
▼朝市へ。
3.開校式
タイのメーパン小学校の開校式に参加。学校というものが生まれた、最初の意味を確認することが出来た。今の日本が忘れている意味だ。子どもたちの笑顔も、何か、懐かしい。この時期にここに来たのも、教育について、原稿を書いてる僕にとって奇貨だな。機内で谷川さんと、ゆっくり議論できたのも、良かった。AEFAの外部ブレーンである、日本の中学校の榊元校長、現役の田端先生も同行。また、イーガーディアンの専務の溝辺さんは、上場時にAEFAのドナーさんとして学校を寄付。その出会いから現在、AEFAの理事をつとめ、現地で合流した。AEFAが300の学校を建設したことにより、素晴らしい人脈ネットワークがあることを再確認。谷川さんと、これからの活動を話しあった。
今回は、橘川の顧問先である、チュラコスの支援で開校できた。社長の与那覇翔くんも、開校式で子どもたちに大人気で、とてつもないエネルギーをもらったはず。翔くんの兄貴分の岡崎太郎も参加。大勢、参加した社員も、それぞれ感じるものがあったと思う。さあ、次のステップだ。
ということで、大事なことを教えられたり、発見することの多い旅でした。引き続きAEFAをよろしくお願いいたします。
▼子どもたちと遊ぶ、与那覇社長。
▼都市から離れた山間部の町なので、旅人は途中で疲れて、魂を忘れてきてしまうので、町の歓迎式は、地元の長老が、魂の還ってくるおまじいないを唱えながら、次から次へと、旅人の腕に糸を巻く。地域コミュニティの中に、老人の役割がちゃんと用意されているのだな。
▼歓迎してくれた、お化粧した女の子。
▼地元の有力者も。
▼今回の学校建設は、新設ではなく、増築。学校支援の初心者コースで、割と行きやすい場所にあった。ここから更に山に入って3時間くらいのところには、全く孤立した村があり、AEFAは、そういう場所にも学校を建設している。既存の教室を見学していたら、パソコンルームもあった。
▼楽しく交流。田端先生は、日本の小学生がみんなで作った、千羽鶴をプレゼント。AEFAが建設したアジアの学校と、日本の学校の子どもたちを交流する活動もしている。
4.帰りの空港で想う。
AEFAの谷川さんに会ったのは10年ちょいと前。当時、文科省から、ODECOという、オンデマンド型の出前授業のプロジェクトを受託していた。NPOや企業のノウハウを、全国の公立学校に派遣する仕組みだ。不登校に不安のある学校には、不登校対策の活動をしているNPOに頼んで、言ってはいけない言葉や対応をレクチャーしてもらった。古い友人の田尾さんが、ニート対策では有名な、NPOニュースタートに関係していたので、田尾さんに各地の学校に行ってもらった。
その田尾さんが、アジアで学校を作ってる面白い人がいて、アジアの学校と日本の学校をつなげたがっているとのことだ。谷川さんが、デメ研にやってきて、お話しを伺った。
実は、その前に、日本財団が、ユニークな活動をしているNPOの顕彰活動をしていて、審査委員長が久米くんだったので、僕も審査員に呼ばれた。カンパン大賞だったか。そこで受賞したのが、AEFAだった。中国の雲南省の奥地の山岳地帯に学校を作った話で、僕はAEFAに投票した。
日本財団の100校プロジェクトが10年の契約で終了した。いくら資金があるとしても、10年で100校は至難の技だ。しかも谷川さんは、社会貢献をしているのからだと、ほとんどAEFAから給料らしい金額をもらっていない。丸紅時代の蓄積と年金だけで質素に暮らしている。
日本財団との10年が終わった時にデメ研に谷川さんが来た。
当時は日本財団100校と、独自に集めて作った100校の200校の実績があった。それで谷川さんは、なんとしても300校作りたいので、協力してくれ、と。しかし、僕に日本財団の代わりは無理だ(笑)
友人やクライアントに相談していった。藤原和博くんに相談したら、さすがの勘の良さと行動力で、すぐに動き出し、あっという間に10校以上、作ってしまった^ ^ キンコン西野くんが、ラオスに学校を作っているが、あれも、藤原くんのプッシュで、AEFAが現場で活動している。藤原くんとは、元リクルートの名物社員出会った頃からの友人で、和田中の民間校長だった時に、ODECOのプロジェクトをやっていたので、何度か和田中にも行った。
僕の顧問先のリーフラスはベトナムに学校を作ってくれた。今回のチュラコスは、タイに作ったが、タイでの本格的ビジネスを射程にいれている。
浅田一憲くんは、昔、デメ研の忘年会で、谷川さんと出会い、その後、TEDx札幌に谷川さんを登壇させてくれて、更に、浅田くんも個人でドナーさんになってくれて学校を作った。開校式での浅田くんの笑顔をFBで見て、とても嬉しかった。
谷川さんに、AEFAの300校のうち1割の30校は橘川さん関係だな、と言われた。僕には力がないが、素晴らしい人たちと関係してきたことが、誇りだ。
谷川さんと課題を整理している。
まず、今年だけで、新しい学校が22出来る。
それだけの開校式を仕切らなければならないので、これが大きな負担だ。開校式だけを、引き受けてくれるチームが作れないだろうか。
ドナーさんの意向を踏まえた日程調整。現地のNGOなどとの連携で、イベント準備と実施。大変な仕事だけど、こんなにワクワクすることもない^ ^ 見習いからはじめて、やりたい人を探している。
その他、今後の谷川さんとAEFAの活動を支えてくれる人たちと相談したい。
AEFA(アジア教育友好協会)
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