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真崎守プロジェクト

60年代後半から70年代を全力疾走したマンガ家の記録。
真崎守ご本人とご家族の協力の元、全資料を整理しています。 日本のアニメや、マンガの土台を作る時期に…
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2024年12月の記事一覧

地獄で愛した(連作/燃えつきた奴ら/幕末刺客行/新選組篇/第一話)

真崎守は、漫画家専業になる前の虫プロ社員時代から商業誌に作品を発表していたが、その中の一シリーズに「連作/燃えつきた奴ら/幕末刺客行/新選組篇」がある。 これは、コミックVAN1968年4月3日号~12月26日号まで14回掲載され、総ページ数が約340枚に上る大作で、「地獄狼無頼伝」と並ぶ、虫プロ時代の重要作品と言える。 雑誌掲載は14回だが、6作目の「地獄囃子」のみ6回連載の長編で全9話(ちなみにその「地獄囃子」は、ブロンズ社真崎守選集刊行時に大幅に修正改稿され「狂乱囃子

血の伝説(知られざるジロ作品)

真崎守の代表作は?と問われておそらく最初に名前が出てくるであろう「ジロがゆく」 少年期の鬱屈や葛藤を瑞々しい感性で描いた不朽の名作であり、「ジロがゆく」本編以降のシリーズ作品も単行本化されているが、実はまだ「一度も単行本化されていない」知られざるジロ作品がある。 それが「血の伝説」 「ジロがゆく」が月刊少年マガジンに連載されていたのと同時進行で、中二時代(旺文社)1970年9月号~1971年3月号に7回連載された(計133頁) 主人公ジロとクラスメイトのサヨとツルンパ(

真崎守プロジェクトが本格開始。単行本未収録作品や未発表文章等を会員限定で公開していきます。

【告知】 伝説の漫画家・真崎守の作品や文章等の資料を整理しアーカイブすることを目的に発足しました「真崎守プロジェクト」では、活動の輪を広げるために、賛助会員を募集することにいたしました。 入会を希望される方は、下記note「真崎守プロジェクト」の会員登録をお願いいします(会費1,000円/月) 今後、同noteにおいて、単行本未収録作品や未発表文章等、様々な情報を発信していきますので、ご参加の程、よろしくお願いいたします。