#013 保護施設にいたスニーフの話。Part①
Dear MetabowsDAO Friends
From Satoshi & Bruno
Hi みんな。Metabowsの活動をしていくうえで、解決していかないといけない問題があるんだ。
たくさんの問題があるんだけど、今日はその中でひとつの問題を知ったお話をするね。
ボクは、Metabowsの仲間を集めるために、友達に犬たちのコトを伝える活動を始めたんだ。
スクールの休憩時間の時に友達を集めて、Metabowsのコトと犬たちの問題について話す時間を作ったんだ。
悲しくなるけど、問題から目をそらしちゃったら解決はできないからね。
休憩時間は遊びたい友達がたくさんいたし、ほとんどの友達が、話を聞いても自分がどうしていいか分からないし、実感がない様子。話を聞いてもらえるだけで嬉しかったから、それは誰も悪くないと思うんだ。
ボクが思っている以上に人に伝えて共感してもらうのは難しいって分かったよ。
だけどボクは壁があればあるほど、乗り越えたくなる性格なんだ。
どうしたら伝わって共感してくれて、Metabowsに参加してくれるかを考え始めたんだ。
話しただけでは伝わりきれないコトが分かったから、
ボクは、友達に実際に保護施設にいる犬と一緒に遊んで犬たちと触れ合ってもらいたいって思って、ママに相談して何人かの友達と保護団体に行って一緒に犬のお世話をしたり遊ぶようにしたんだ。
休みの日の午前中は、みんなで保護施設に行って犬のお世話をしたり遊ぶのが楽しみになっていったんだ。
友達が友達を呼んで徐々に人数も増えていったよ。
みんなとても楽しそうに遊んでいたよ。
そんなある日、いつものようにみんなで犬の保護施設へ行った時に新しい犬がいたんだ。
チワワのスニーフだ。
みんなで遊んでいるけど、スニーフはその輪に入らずいつも隅っこにいてこちらをジッと見ているだけ。
僕や友達が呼んでも、目も見てくれない。それどころか、どこか怯えている様子さえ感じたんだ。
ボクは、時間をかけてスニーフの心が開いてくれるのを待ったんだ。無視されても行くたびに声をかけてね。
みんな予定があって、友達が誰も行けない日にボク一人で保護施設に行った時のことなんだけど。
いつものように、みんなと遊びおわってバックを背負って帰ろうとした時に、
「サトシ、バイバイ。また来てね。」
って小さい声が聞こえて、振り返ったらスニーフだった。
初めて、ボクの目を見てくれたスニーフ。
ボクはニコッと笑って、手を振ったんだ。また来るね!って。
帰り道ボクはとても嬉しかった。けど、思い返してみると少し変な感じがした。
スニーフの足が少しだけ震えているように見えたんだ。
ボクは少しイヤな想像をしたけど、そんなはずはないってその時は自分に言い聞かしたんだ。
それから、行くたびにスニーフは挨拶をしてくれるようになったんだ。
だけど、一向に近づいて来てくれなくて部屋の隅っこから挨拶をするのが続いた。特に友達と行ったときは、どこか怯えた表情をしている。
スニーフと初めて会ってから2−3ヶ月がたったある日、いつものようにボク一人だけで保護施設へ行った時に、ボクが一人で水筒のジュースを飲んでいる時に、スニーフがボクに近づいてきたんだ。
「サトシっていつも楽しそうにみんなと遊んでいるけど、犬をぶったりしないの?」
そう言ったスニーフの足は震えていたんだ。
だけど、スニーフの目はまっすぐボクを見つめてくれていた。
ボクは、あの時感じた違和感とイヤな想像をしてしまったことを思い出して、とても悲しい気持ちになった。
あっママが呼んでる。
保護施設に今度持っていくオモチャを、これから一緒に作る約束をしていたんだ。
次回は、スニーフの過去を聞いた時の話をするね。
とても悲しいけど、問題と向き合うには大切な話なんだ。
【ヒトとイヌとのウェルビーイングな社会を創る】ためには、もっとこのMetabowsの活動をいろいろな人に知ってもらって、犬の保護活動の支援をもっともっとしていきたいから、Support to earnへ参加してもらえたら嬉しいな!
あ、最後にお願いがあるんだけど。
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読んでくれてありがとう🐕
Satoshi&Bruno
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