世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ。それが続いてどうなったのか。
幼い頃から疑問に思っていることがあった。
なぜ大人たちはみな、愚痴を言いながら今の生活を続けるのだろう?
会社、上司部下の悪口を言いながら毎日同じ場所へ同じ仕事をしにいく人たち
裏で陰口をいいながらも関係性を続けていく人たち
不平不満で溢れているのに変わらない社会
学校でも、何か問題があればクラスで解決するために話し合ったりする。
自分たちよりも年齢も経験も重ねたであろう大人たちが、なぜ話し合うこともしないでいるのか。
辛いことが当たり前で、理不尽が当たり前で。
みな口をそろえて言うことは、
大人になればわかる
子供の頃に戻りたい
そして、将来はうまくいかないこと、今が一番楽しい時、将来は楽しくないことが待っていることを率先して(私から見たら)子供に教えている。
子供の頃は無条件で希望に溢れているはずなのに、なんでそうなってしまうのか。
大人になりたくない
ずっとそう思っていた。
何も言わなくても、言葉を交わさなくても、社会全体のエネルギーが重い、暗い。
嫌だと思うなら、なぜ変えようと思わないのだろう。不思議でしょうがなかった。
長い物には巻かれろの人ばかり、口ばかりで行動しない人ばかり。
この人たちの作る未来に生きたくない。そう思っていた。
私も今、子供を持ち、思う。
子供のために、何かしたい。明るい未来を残してあげたい。
懇切に思う。
私の親世代、もっと前の世代の人たちはそうは思わなかったのだろうか。
きっと、そうではない。
ただ、方法がわからなかったんだと思う。
敗戦によって閉塞感漂うこの日本で頑張り、一度つかみかけた頂点の座も、横やりによって梯子を外された。
死に物狂いで頑張っても、報われない。日本全体がそう思ったのではないだろうか。
日本全体でそれを体現したように思う。
今までの体制を変え、頑張ってはみたけど、うまくいかなかった。
耳と目を閉じ、口をつぐむだけでは自分が保てない。
そんな背景から悪口を言い合ったり、頑張っても無駄だということを次の世代に言ってしまう文化が生まれてしまったのではないだろうか。
人間関係がうまく築けるはずもなく、今の若者世代ではうまく築こうという気すらない人も多いように思う。
自分さえ良ければいい。1人で生きていく。社会全体の事なんか知らん。
少子高齢化によって日本という国の存続も危うい。
日本だけではなく、人類全体が、今破滅へ向かおうとしている。
地球温暖化による気候変動による環境破壊
持続不可能な社会構造
AIの登場、進化による人間の尊厳破壊
貧富の格差による共同体破壊
八方塞がりにもみえる山積みの問題。
解決の鍵は、どこにあるのだろう。
ひとつ、問題だと言っているのが言語。
日本語とか、英語とか、そんな浅いものではない。
S(主語)とV(述語)に分けて表現するこの言語は、狩猟の時代から進化していない。
世界中が繋がっているこのデジタルの時代に、相応しい言語。
これが広まっていくことが、ひとつ、鍵になります。
新しい言語を使い、未来に希望を残せる人類にアップデートを起こしていきたい。
そう思い、久しぶりに文章を書いてみました。
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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