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『空想科学読本』とこれまでの記事からの科学やSFの考察


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注意

 これらの物語の重要な展開を明かします。

特撮映画
『シン・ウルトラマン』

小説
『透明人間』
『グリーン・レクイエム』
『緑幻想』
『サイファイ・ムーン』
『カムナビ』(梅原克文)
『ジャンケン入門』

漫画

『鋼の錬金術師』
『NARUTO』
『ドラゴンボール』

テレビアニメ
『大怪獣ラッシュ』
『鋼の錬金術師』(2003)
『新世紀エヴァンゲリオン』

はじめに

2022年12月29日閲覧

 『空想科学読本』と『シン・ウルトラマン』と小林泰三作品の関連について、科学を物語に持ち込む視点から考察しました。
 ここでは、『空想科学読本』で扱われる幾つかの物語や事象について、私の知る範囲で自然科学として考えます。
 途中までは『空想科学読本』の記述や物語の描写、そこから私なりの自然科学としての考証、そこから「このような設定はどうだろう」という推測を並べます。

ネロンガの透明化能力

 まず、「姿を消す」という映画や特撮らしい派手な現象を考察します。
 『空想科学読本2』では、『ウルトラマン』のネロンガを扱い、幾つかの難点を挙げています。
 まず、透明になると、体内が透けるために食物や排泄物が隠せない、血液などの色素を取り除くのが難しいとされます。
 また、ガラスで構成されている設定のあるネロンガも、細かいガラス繊維の集合体ではひび割れたように真っ白になってしまうとあります。
 さらに、透明な一体成型でも、光の通る速度が空気と異なれば、必ずどこかで光が斜めに通るときに速度差で曲がる屈折が起きてしまい、景色を歪めます。ウェルズの『透明人間』では、これを防ぐために苦痛を引き起こす操作をしたそうですが、空気と屈折率が近い物質は気体が多いため、複雑な生体物質を作りにくいと言えます。
 本川達雄さんの書籍にも、生物は化学反応を起こすために構成物質のほとんどが液体で、固体では粒子が混ざりにくく、気体はアンモニアを合成するハーバー・ボッシュ法などの高温高圧でなければ化学反応が難しいとあります。
 クラゲやイカが水中で見えにくいのは、生体物質と水の屈折率が近いためで、空気中ではビニールのように明確に見えます。
 また、眼球が外界を見るためには屈折と網膜による遮断が必要なので、どうしても眼球だけが周りから見えてしまいます。さらに、わずかな生命活動でも屈折率は変動するのも難点です。
 ちなみに、『空想科学[映画]読本2』では、『プレデター』の生物が隠れるときに、自身は周りを赤外線で認識するため、可視光線は通して赤外線だけ遮る網膜なら可能で、屈折が避けられないのは科学的だとあります。
 『サイファイ・ムーン』でも、特殊な人間にだけ紫外線で見える生物がおり、屈折しないのはともかく、その生物自身も紫外線で周りを認識するならば、可視光線は遮断しない網膜を持つ可能性があります。
 『銀魂』でも、ステルスの宇宙船について桂が誤解し続ける場面がありました。排泄物の誤解はともかく、船の中の自分達が互いに見えているという問題は予想外に重要です。ネロンガの眼球に当たる窓からの景色が見える以上は、外からの光をステルスであろうと遮っており、敵の近くで分からないほどの偽装には限界があるという意味で科学的です。
 これらを解決するために、『空想科学読本2』では、ヒラメやカメレオンのような保護色を提案しています。生物の細胞はテレビの画像粒子より小さいので、精度の高さが期待出来るというのは、現在のバイオミメティクスにも通じる、派手な映像表現を現実の生物の能力に求める興味深い視点です。イカやクラゲの中には、CGのような派手な色彩の動きもありますし。
 ただ、どうしても大きさと形の観点が問題になります。
 保護色の模様が体表に沿ってしまう上に、限られた角度や距離からしか、保護色と周りの景色を合わせられません。これは惜しいところです。
 薄く広がって表面に付着するというのが、保護色には向いているかもしれません。ヒラメやカメレオンはそのような、平面的な保護色を使っているでしょうし。
 どこかのnoteとnovelup+に、薄く広がり保護色を使う人工生命を描いたクリエイターがいたような気もしますが。

「攻め」と「守り」の隠れ方

 また、ここからは私の科学知識による推測ですが、そもそもネロンガのような巨大怪獣が保護色という守りのための姿勢になるのが難しいという論理も考えられます。
 基本的に機械のステルスも生物の保護色も、広い場所でどこにいるか分からない存在が、見つかる確率を下げる「守り」と言える偽装で、どこにいるか分かっていて人間の明確な視線がある中で、「いるか分からなくなる」ほどごまかす「攻め」の偽装としての精度は求められない印象があります。だからこそ境界線や面や眼球といった細かい限界は、「自分がどこにいるか分からない相手から守る」程度の偽装なら充分なのではないか、と。
 『空想科学[映画]読本2』でも、『プレデター』の偽装は熱帯雨林での迷彩なので、「よく見たらいる」という程度でも構わないとあります。
 しかしネロンガは自分が大きい中で、人間やウルトラマンや視聴者の集中した視線をごまかす「攻め」なので、どうしても難しくなる可能性があります。
 CGアニメ『大怪獣ラッシュ』では、ネロンガはもろい地面を踏んでいるので自分より小さな宇宙人には気付かれるものの、それで油断して接近すると、手足と離れた尻尾までは分からない、なおかつその宇宙人は接近戦に特化していて、体表のプラズマソウルという鉱石を狙うので当てにくい、という「話の盛り上がり」が成立しました。
 『シン・ウルトラマン』では、透明だが粉塵でおおよそ見える、眼球は周りから見えるが小さい、満腹になれば自信を持って積極的に姿を現し威嚇するという論理で、偽装の限界を展開に繋げていました。また、その威嚇をやめるほどウルトラマンが強いという論理も成立しています。
 ただ、そのあと透明化の能力を持つザラブは、眼球が周りから見えるのかの視点が曖昧でした。周りからほとんど見えないほど小さいのでは、『空想科学読本8』などで紹介されたように視力が不安ですが、エヴァンゲリオン弐号機のように眼球が4つあるようにも見えるので、透明な体で多数の眼球により視線を確保する可能性も考えました。
 あるいは赤外線や紫外線だけ遮断する眼球なのかもしれませんが。
 また、姿を消すだけでなく変えることで、にせウルトラマンにもなりましたが、対艦ミサイルを跳ね返したときの爆風でザラブ本来の体型が分かるのではないか、という気もしました。ザラブはにせウルトラマンである自分と、神永の本物のウルトラマンへの変身をネットに公表しており、自分の細かい容姿の違いや爆風の細かな動きが見抜かれる危険性をどうしたのか、という疑問は少し残ります。ザラブの「攻め」の偽装は少し気になるわけです。
 ちなみに、神永を撮影したのは、動きからザラブのスマホである可能性がありますが、そのスマホ自体が神永に気付かれなかったのか、スマホ自体が透明なら神永を撮影出来たのか、という果てしないような疑問も思い浮かびます。

小ささによる透明さを見落とす

 また、今度はスライムの透明性についての科学的考察ですが、そもそもファンタジーのスライムの起源ともされる、アメーバの類が透明だというのが誤解を含んでいないか、と私は考えています。単にアメーバは、簡素な構造と小ささで光を通しているのではないか、と。
 ファンタジーのスライムは半透明で光がすりぬける印象がありますが、これはアメーバの単細胞をそのまま拡大したため、とも考えられます。
しかし、本川達雄さんの書籍などを読む限り、細胞の大きさは物質の循環などから限界があります。拡大するための多細胞では、構造が複雑になるため、器官や組織がなくても、先述したひび割れたガラスのように乱反射して、材質が無色透明でも、真っ白に濁ってしまう可能性があります。イカも濁ることはありますし。
 また、細胞同士の繋がりは複雑な分子があるため、多細胞ではおそらく形を自由に変えにくくなり、「スライム」らしい動きも出来るか分かりません。
 本川さんの書籍で、生物は小さいほど遅いという経験則のグラフもありますし、動物は大きいほど受精卵に中胚葉という部分が発達して、筋肉や骨格が必要になるとされます。骨と筋肉の組み合わせが速い動きを生み出すとありますし、アメーバの動きは骨格や筋肉のない分、小さいために分かりにくいだけで遅いのでしょう。
 さらに、顕微鏡でアメーバをのぞくときには、基本的に上下左右が小さい分、そもそも奥行きも短いため、ほぼ透明に見える可能性があります。『ジュニア空想科学読本』に、『かぐや姫』の竹を光がすり抜けるかについて、「水も分厚い層なら光をほとんど通さず深海は暗くなり、岩も薄ければ光を通すことが分かるので、竹が光を通す可能性もある」と説明しており、仮にアメーバが光を通しやすいとしても、拡大するだけで分厚くなり、不透明になる可能性を私は考えています。
 こういった視点は、生物学や物理学の本職の方なら常識かもしれませんが、物語を作る上では見落とす可能性があり、『空想科学読本』シリーズや本川さんの視点を私は重視します。

蛇やアメーバの自由と不自由

2022年12月29日閲覧

 なお、透明性からは脱線しますが、江戸時代の思想家の三浦梅園は「蛇は手足がないから不自由だと人間は思うかもしれないが、蛇にしてみれば人間の方が手足のせいで不自由に見えるかもしれない」という趣旨の記述をしています。アメーバの動きに絞りますと、筋肉や骨格のないのは自由に見えて、速く動く自由が欠けているかもしれません。スライムの大きさでその自由と不自由の選択が悩ましいという、哲学も思い浮かびます。
 私はそこから、「出来るから出来ないことがある。出来ないから出来ることがある」とも、「ある意味強いところとある意味弱いところ」があるとも考えています。

2022年12月29日閲覧

2022年12月29日閲覧

 『新世紀エヴァンゲリオン』では、微生物やウイルスが巨大化したような姿の「使徒」がいますが、そのまま巨大化して、その形で活動出来るのか、というのも難しいところです。
 『シン・ウルトラマン』のガボラも、微生物の分子モーターを巨大化したようなスクリューがありますし、微生物の機械のような構造をいかに巨大な状態で再現するかが、透明化や動きの鍵かもしれません。

エントロピーの説明

https://note.com/meta13c/n/n9a974d450452

2022年12月29日閲覧


 『空想科学読本』シリーズでは、ある科学用語を避けている可能性があります。エントロピーです。
 これは熱力学で、エネルギーにある値です。電気や光のエントロピーは低く、熱のエントロピーは高いものです。
 エネルギーの合計が不変である熱力学第一法則に対して、高温から低温の物体へと一方通行にしか熱が移らない第二法則がありますが、第二法則によって、エネルギーのエントロピーという値は時間と共に増大します。これが時間の流れの目印ともされます。
 『空想科学読本5』での『ドラゴンボール』のフュージョンの例以外に、エントロピーの単語はあまり言及されていないようです。
 『空想科学読本6』では、『鋼の錬金術師』のマスタングが空気中の酸素濃度を調整することについて、「万物が混じり合う法則に逆らうのは大変だ」とあります。また、『弁魔士セシル』で、周りの金属を集めてロボットを作ったことについて、『空想科学読本16』で、「土壌からとすれば、薄く広がる金属を集めるのは大変だが、それが出来るならば簡単に金も集まる。現実でしないのは元が取れないからだ」とあります。「へそで茶を沸かすときは、低温から高温の物体へと熱を移動させるので、特別な操作が必要である」ともあります。
これらは、エントロピーの増大した状態の酸素や金属や熱を集めて、低い状態にする難しさがあります。
 ファンタジーでエントロピーを扱うのは、物理的に「出来ないこと」を考察する難しさがあるかもしれません。
 特に、『鋼の錬金術師』では質量保存の法則を重視して、これは熱力学第一法則に通じますが、物体の修復などでエントロピーを減少させる分どこかに捨てるという視点は見当たりませんでした。ファンタジーとして現実的で厳しそうなこの作品ですら、エントロピーは扱いにくいのでしょう。私個人は、地殻エネルギーを使うというあとの設定から、地下にエントロピーを捨てている可能性を考えましたが。
 いずれにせよ、エントロピーは分かりやすい表現があまりなく、「エネルギーの扱いにくさ」、「無秩序さ」、「乱雑さ」などの正確さが難しいと言えます。
 最近、経済学の書籍『予測不能の時代』を読んだときも、「エントロピーは増大するからお金の分布は多様になり、貧富の格差は増大するし、お金は偏って集中する」とありましたが、エントロピーを「多様性」、「均一」といった文系の表現に変換して、苦戦しているとも取れます。その参考文献の経済物理学にも私は興味がありますが、エントロピーの難しさはかなり悩みます。
 清水義範さんも、エントロピーの表現に苦心する小説を書いていますし。
 どこかのnoteとnovelup+に、エントロピーと時間反転について、文系の表現も交えた小説を書いたクリエイターがいたような気もしますが。

近道の大切さ

 また、『空想科学読本』シリーズでは、「近道の大切さ」を示しているとも私は書きました。
 たとえば『テニスの王子様』や『巨人の星』に関して、『空想科学読本6』、『空想科学読本8』、『空想科学[漫画]読本4』では、漫画らしい派手な技のために強烈な回転をボールにかける必要があり、それを直球に使えば明らかに強力な武器になるとあります。漫画らしい複雑で派手な技より、そのための過程や能力を地味で単純な技に活かすべきという結論は、確かに漫画の趣旨には反するかもしれませんが、現実の科学での「近道の大切さ」は伝わります。
 『空想非科学大全』には、残像の分身のための速さを体当たりに使えないのか、とあります。
 また、『空想科学[映画]読本』では、SFの瞬間移動の装置は、物質を再構成するのが大変だとあります。というより、物質を消して再構成する技術を他に使えないのか、という疑問の余地があります。
 『ドラゴンボール』では、瞬間移動の能力があるものの、これで相手の体の一部を消したり攻撃をどこかに飛ばしたりといった応用は難しく、『NARUTO』には神威があります。『シン・ウルトラマン』も最後は、そういった応用をしたのかもしれませんが。
 『鋼の錬金術師』についても、『空想科学読本6』では、マスタングが空気中の二酸化炭素を可燃物に変化させられる場合は、燃えるためのエネルギーを与えているので、初めからそれで攻撃出来ないのか、という疑問が挙げられています。2003年のアニメ版のライラは、錬金術で直接空気を加熱していますが。
 また、『空想科学[漫画]読本4』や『空想科学読本17』では、金を他の元素から作るときの核エネルギーはどこに行くのか、という疑問がありますが、『鋼の錬金術師』原作終盤では、錬金術で太陽のような核融合を起こす敵がいました。
 どこかのnoteとnovelup+で、「そんな派手な技術があれば、他に使うだろう」という台詞を小説に書いたクリエイターがいたような気がしますが。
物語を盛り上げるための、難しい技術の派手で複雑な使い方に対して、もっと地味で単純な近道があるのではないか、という視点は重要だとみられます。

動く植物への分析

https://note.com/meta13c/n/n7b13b4d86236

2022年12月29日閲覧


 『グリーン・レクイエム』を扱った『空想科学読本7』や、特撮の植物怪獣などを扱った『空想科学読本ミドリ』では、植物が動くのか、という議論をエネルギー量や肥料から考察していますが、『グリーン・レクイエム』の倫理的な議論には深く言及していません。
 倫理の問題よりも、計算や化学による事実に注目してコミカルにするのが、『空想科学読本』の特徴かもしれません。
 どこかのnoteとnovelup+に、「動く植物」の倫理を小説にしたクリエイターがいたような気がしますが。

ファンタジックな概念を客観的、科学的に分析する

 『空想科学読本6』では、『ドラゴンボール』の正体不明のエネルギーである「気」について、「クリリンの気円斬のように回転させても形を保つのだから引力があり、物体を切断する、つまり電子の結び付きを壊すのだから電気を帯びているのは確かである」と、ファンタジックな存在を、その客観的な現象から科学的に解釈しています。また、『となりのトトロ』についても、『空想科学読本5』で「お化けであろうと、食事、呼吸、子供を増やす、自分が生きるために活動するならば生き物だと言える」と冷静に定義しています。
 ファンタジックであれ、電気や生命の特徴から分析する姿勢は、私も重要だと考えています。
 ちなみに、『カムナビ』(梅原克文)では、『ドラゴンボール』の元気玉や気を連想させる設定や、電気を含まないとされる暗黒物質の正体に、考古学や天文学から迫っています。
 どこかのnoteとnovelup+に、暗黒物質の生命の登場する小説を書いたクリエイターがいたような気がしますが。

まとめ

 『空想科学読本』を踏まえて、幾つかの物語の、攻めと守り、透明や保護色の難しさ、エントロピーの複雑さ、近道の大切さ、植物の倫理、電気や生命の客観性などを考察しました。ここから、新たな物語や科学的思考が増えることを願っています。

参考にした物語

特撮映画

樋口真嗣(監督),庵野秀明(脚本),2022,『シン・ウルトラマン』,東宝

小説

清水義範,1991,『ジャンケン入門』,天山出版(『筑波の恋』)
H.G.ウェルズ/作,雨沢泰/訳,2003,『透明人間』,偕成社
新井素子(著),日下三蔵(編),2019,『新井素子SF&ファンタジーコレクション1』,柏書房(『グリーン・レクイエム』,『緑幻想』)
梅原克文,1999,『カムナビ』,角川書店
梅原克文,2001,『サイファイ・ムーン』,集英社

漫画

荒川弘(作),2002-2010(発行),『鋼の錬金術師』,スクウェア・エニックス(出版社)
岸本斉史,1999-2015,(発行期間),『NARUTO』,集英社(出版社)
鳥山明,1985-1995(発行期間),『ドラゴンボール』,集英社(出版社)
空知英秋,2004-2019,『銀魂』,集英社

テレビアニメ

神谷純,赤星政尚(シリーズ構成),2013-2014,『大怪獣ラッシュ』,テレビ東京系列
水島精二(監督),會川昇ほか(脚本),2003-2004,『鋼の錬金術師』,MBS・TBS系列(放映局)
庵野秀明(監督),薩川昭夫ほか(脚本),GAINAX(原作),1995-1996(放映期間),『新世紀エヴァンゲリオン』,テレビ東京系列(放映局)

参考文献

矢野和男,2021,『予測不能の時代』,草思社
清水義範,西原理恵子,1996,『もっとおもしろくても理科』,講談社
本川達雄,2015,『生物多様性』,中公新書
本川達雄,1992,『ゾウの時間 ネズミの時間』,中公新書
本川達雄,2017,『ウニはすごいバッタもすごい デザインの生物学』,中公新書
本川達雄,2011,『生物学的文明論』,新潮社
本川達雄,2018,『生きものは円柱形』,NHK出版
鈴木貞美,2009,『自由の壁』,集英社新書
三浦梅園(著),尾形純男ほか(編注訳),1998,『三浦梅園自然哲学論集』,岩波文庫

柳田理科雄,1998,『空想非科学大全』,主婦の友社
柳田理科雄,1997,『空想科学読本2』,宝島社
柳田理科雄,2006,『空想科学読本5』,メディアファクトリー
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柳田理科雄,2016,『空想科学読本17』,メディアファクトリー
柳田理科雄,2005,『空想科学[漫画]読本4』,日本文芸社
柳田理科雄,2001,『空想科学[映画]読本』,扶桑社
柳田理科雄,2004,『空想科学[映画]読本2』,扶桑社
柳田理科雄,2011,『空想科学読本ミドリ』,メディアファクトリー
柳田理科雄(著),藤嶋マル(絵),2013,『ジュニア空想科学読本』,角川つばさ文庫

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