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今年もゲンジボタルを撮りました

今年の蛍撮影は、Nikon Z f に ライカMマウントレンズ、フォクトレンダーの Nokton Classic 35mm F1.4 MC を付けて挑んだ。
明るい広角レンズで、暗闇で撮影し、光をぼかすとなると、明るいマニュアルフォーカスレンズが便利だ。
過去にはNikkor Z 40mm で挑んだもののピント合わせに苦労した。

今年はレンズも新たに、比較明合成を前提としてたくさん撮った。

ゲンジボタル 1
ゲンジボタル 2

住宅地の公園はアクセスがいい反面、蛍が飛び交う水路近くへ近づけず、植え込みの開けた部分から撮るような、少し制約条件がある。
それに観察会や子供たちの邪魔にならないよう注意したり、混み合ってきたら場所をあけるように気をつけた。(これは主観なので実際どうなのか難しい)

ゲンジボタル 3

少し山がちなところ、里山の奥まったところであれば、飛び交う中で撮影できて立体的な光跡が撮れる。

ゲンジボタル 4

それでも、やはり都市部では空がだいぶ明るく写る。

ゲンジボタル 5

都会の蛍スポットは、懐中電灯やスマホ、フラッシュなど使う人も少なくなく、蛍が飛び交う中で虫除けを使う人もいる。
人工の光によって蛍が減っていること、赤いセロファンを貼るとよいこと、蛍も虫であることなど、知ってもらいたい。
蛍は里山、すなわち人が暮らす人の手が加えらた環境を好む生き物でもあり、長く共生できるとよいのだけれど。

来年もたくさん飛び交いますように。

※ いずれも20〜40枚の比較明合成なので、実際の密度はもっと薄い

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