山﨑 正樹/Masaki Yamasaki
MESSODS代表/森記念財団研究員/日本大学理工学部客員研究員/meso coffee | https://messods.jp
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人間を中心とした都市再開発エリアの再編「Aker Brygge Renewal - OSLO Fyold City Project -」
ノルウェー・オスロのウォーターフロント再開発「Fyold City Project」は、1982年に閉鎖された造船所・エンジニアリング会社跡地約26haに住宅・商業・オフィスを再開発した「Aker Brygge(アーケルブリッケ)」プロジェクトから始まった。1986年に第1フェーズの開発が竣工し、1998年に第4フェーズを終え、全プロジェクトが完了。Jan Gehl著「Cities for People」では、容積率260%と高密度にも関わらず、用途の混合や、街路沿いの階数を
パブリックスペースにテクノロジーの波が!「Play(遊び)」を切り口にした英国発プロジェクトPlayable City Tokyoとは<後編:トークイベント編>
「Play(=遊び)」をキーワードに、オープンイノベーションによりテクノロジーを用いて、人と人、人と都市を新しい関係でつなごうとする英国発のプロジェクトPlayable City。テクノロジーを単に作品やエンターテイメントに用いるのではなく、実際のまちやパブリックスペースを対象にしているところが特徴です。 前編ではPlayable Cityのプロジェクトを紹介しました。2015年から日本でもPlayable City Tokyoがスタートし、そのトークイベントが2016年2
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パブリックスペースにテクノロジーの波が!「Play(=遊び)」を切り口にした英国発プロジェクトPlayable City Tokyoとは<前編:プロジェクト紹介>
テクノロジーと聞くと少し遠い世界に感じる方も多いかもしれません。Playable Cityは、「Play(遊び)」をキーワードに、オープンイノベーションにより人と人、人と都市の新たな関係を生み出すクリエイティブなアイディアを創出する英国発のプロジェクトです。その特徴はテクノロジーを単に作品やエンターテイメントに用いるのではなく、実際のまちやパブリックスペースを対象に、都市で生活するさまざまな人々が参加し、都市の未来ビジョンをクリエイター、市民主導で描くところにあります。市民を