#0 【イントロダクション】 はじめまして、社内報制作担当者さま
■本記事のねらい
こんにちは。社内報にちょっと詳しいライターのしばいぬです。筆者は、10年余りのライター歴のほとんどを、社内報とともに歩んできました。ある時は社内報の山(数十年分)をひもといて社史を執筆し、またある時は社内報の編集ライターとして、企画・編集・取材・執筆に携わり…。
さまざまな企業の、さまざまなスタイルの社内報に触れ、親しんできた過去があります。
とりわけ、制作会社の「なかのヒト」として、幅広い企業の社内報制作をサポートする中で得た知識は、自社の社内報制作を担う方々のお役に立つ部分があるのでは?(あるといいな…!)という思いから、この連載を立ち上げました。
主な読者として想定しているのは、ずばり、【初めて社内報の制作担当となった方】。
「企画も取材も原稿作成も経験ゼロ! 自分に務まるのか不安!」
「(大きな声では言えないけど)読む時間もないし、社内報なんていらないのでは…??」そんな戸惑いや不安を抱える新任担当者の方々が、前向きな気持ちで(願わくば、楽しみながら!)社内報制作に臨めるようになるためには、準備運動が必要だと思います。
■社内報制作担当者に必要な準備運動とは?
準備運動とは、
第一に「社内報の役割」を理解すること。
第二に「制作の流れ」と「担当者の役割」を理解すること。
なんだそんなことか、と思われるかもしれません。
でも、自社における「社内報の役割」が分からないまま踏み出してしまうと、紙面づくりで何か迷うことがあった時、なかなかジャッジができず右往左往してしまいかねません。
また、「制作の流れ」と「担当者の役割」がはっきり見えていないと、いざ走り出してからも、担当者になった直後に感じた不安や戸惑いがずっと付いてまわることに…。(精神衛生上よくない…!)
「社内報の役割」を理解することは、「社内報を通して読者(社員)に何を伝えたいのか」を理解することです。
つまりは、社内報を発行するねらいですね。
どのような仕事にも当てはまる話ですが、目的やねらいが明確な状態で物事に取り組む場合と、それらがよく分からないまま取り組む場合とでは、仕事の精度やアウトプットの質に大きな差が出るもの。
自社にとっての「社内報の役割」を理解する。そして、それを自分の言葉で語れるようになる。それができれば、社内報担当者としてのウォームアップは50%以上完了したのも同然です。
■社内報の「ねらい」を定める
さて、社内報担当の先輩社員が身近にいれば、自社がなぜ社内報を発行しているのかを尋ねてみることができます。しかし、一人で担当する場合や、他の担当メンバーも着任して間もない場合などは、あなたの「なぜ」に答えてくれる人がいない可能性も。そうなると、「社内報を発行するねらい」について自ら仮説を立てる、というアプローチを試みる必要があります。
「#1【社内報の役割とは】企業はなぜ、社内報を発行するのでしょう?」では、一般論としての社内報の役割を整理するとともに、自社にとっての「ねらい」を設定する際にヒントとなる考え方を紹介しています。準備運動のお供に、お読みいただければ幸いです。
社内報制作でのお困りごとがありましたら、まずはお気軽に弊社までお問合せください。
株式会社メッセ(東京都中央区京橋)
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