じゃりン子チエ
いまとなっては50年前くらいの大阪の風景を残している記録になる
おそらく風景や方言、あとどんな人が何で暮らしているかが分かる資料になりそうだ
どこまで当時の状況を反映しているかはわからないけども。
小鉄という猫は波平の声の永井一郎、テツは西川のりお。
昼間から仕事をしていないところや、ヤクザみたいな人が街に馴染んでいるところも昔っぽい
最近の新世界は外国人だらけで動画をとっている人が目立っていたが、
自分が子供の時はステテコで歩いているオッサンとか気がおかしくなってそうな人とかが、平日昼間に歩いていたし、本当に縁日将棋をやっていたりした。ホルモン焼き屋で、バクチしていておばあさんに叱られるとか、そういうシーンが日常として描かれている。
今の放送基準では映せないような人が普通に生活していたわけで、
そこから大きく時代は変わって綺麗な街(といってもまだ比較すると他より綺麗ではない)になった。
しかし人間はそう簡単には変わらないし、今の時代でも昔のように昼間からなぜかブラブラするしかない人もいるわけなので、どこにいったのだろうか。
今ネットで、じゃりン子チエを見ていて、そういうことを思った。