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10分雑文#10:「なんでもいい」とは

前回

「なんでもいい」とは言うけれど

本当に「なんでもいいのか」については分からない。

私はこだわりのある/なしが極端なので、
なんでもいいものに関しては本当になんでもいいのだ。

例えば食事とかもよっぽどのことがない限りはなんでもいい。
それは食事のプライオリティが低いので、こだわりがないのだ。

あ、「値段」とか「混雑具合」は気になるので、なんでもよくはないのか。

おそらく、「どうでもいい」という言葉の前には名詞があるべき。
・(値段については)なんでもいい
・(待ち時間がなければ)なんでもいい

なんでもいい=プライオリティが低いだけであり、
決して「何も考えてない」というわけではないんだろうな。

似たような言葉で、「どうでもいい」があるが、
こっちは諦めのような雰囲気を感じる。

なんでもいい=受け入れた上で、選択肢は任せますよ
どうでもいい=受け入れすら拒否する可能性ある、興味がない

このようなイメージを受ける。

なんでこんなことが気になったのかというと、
この記事を読んだからである。

「全てがバラバラに崩れていっている時に、物語を語ることにどういう意味があるのか理解できない。アートは役に立たず、映画に自分をささげることは時間の無駄だ」

モデルプレス

これはまさに「どうでもよい」モードに入ってる時の言葉だろう。

ドランにとって、映画はどうでもよくなってしまったのである。
なんでもいいのではない、どうでもいいのだ。

日常で「どうでもいいな〜」と思うシーンは多々あるけれど、
そう思ってしまうということは、
突き詰めると、生きること・考えることの放棄になってしまう。

色々あるけれど、自分のスタンス・考えは持った上で、
「(私の考えはあるけど)なんでもいい」と言えるようになりたい。


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