10分雑文#37:登山と人生
前回
人はなぜしんどいことをするのか
私は登山が好きだ。
気持ち良いし、達成感もある。
この連休も北アルプス縦走に行ってきた。
あまりシビアな工程ではなく、割とゆったり目のペース。
その工程で色々な人と出会う(すれ違う)。
・UL系でゆったり楽しく歩いてる人
・トレラン系でサクサク進んでいる人
・ゆっくり歩く高齢の夫婦
・ワイワイしている若者グループ
・ツアー客の人々
・ソロで淡々と歩いている人
色々な人とすれ違う中で、
「なんで人はしんどいことに自ら挑戦するのか」
ということを考えていた。
登山という行為は生物学的にはおそらく無意味である。
無意味どころか、リスクしかない。
別に食べ物が手に入るわけでもないし、
以前はあったであろう宗教的意味合いも現代ではほぼない。
究極のレジャーになっている。
なぜ進んで高リスクでしんどいことを行うのか。
少なくとも、結構な人が怪我や事故に遭っているのだ。
日常の生活が退屈だから、リスクを求めるようになるのか?
以前誰かが、
「日常に満足している人は、旅に出ない」
のようなことを書いていたが、それにも近いのか?
気になるので、もう少し深ぼってみる。
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