10分雑文#48:転職する人が増えてる
前回
転職エージェントのCMばっかり
そこらかしこで転職エージェントの広告を目にする世の中。
そりゃ転職へ目が向くことになるだろう。
みんな大好き「キャリアプラン」である。
弊社も最近退職者が多い。かなり多い。
しかも「あの人が!」的な、会社の顔的な人たちである。
色々組織変更やらがあったので、もういいかなとなったんだろう。
先日転職することになった後輩とランチをした。
何が理由で転職しようかと思ったのか聞いてみると、
「このままでいいのかっていう漠然とした不安が急にきた」
「5年後に同じ仕事してるかわからないし、じゃあ今でいいかなと」
多分これは正直な気持ちだと思う。
転職するときに明確な理由を持っている人なんて少数派なんじゃないか。
大半は「何となく辞めたくなったから」なのではないかと思う。
マネジメント側としては、また別の問題がある。
「1~2年で辞めるのでは?という相手をどう教育するのか」問題。
教育コストはバカにならない。
日本的な企業は終身雇用、年功序列型をとっているために、
しっかりとした教育制度が設けられていたと考えることができる。
新卒一括採用という文化もそれに起因していると思う。
一方で欧米的な企業は、新卒一括という文化はほぼなく、
転職を繰り返してスキルやキャリアを上げていくスタンス。
それゆえに教育制度はさほど整ってなく、自分で強くなるしかない。
(欧米型組織には属したことがないので一般論)
https://nexer.co.jp/career-bible/38805/
68.3%が「転職経験者」である。
10人いたら7人が転職経験者ってすごい。
最近「ジョブ型雇用」という言葉を聞くようになったが、
今後は新卒一括採用カルチャーもどんどん薄れていくのではないだろうか。
そして欧米のような転職を繰り返しキャリアを上げていく時代がくる。
そんな気がした。
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