めしだ

スタンダップコメディアン(英語) Youtube→https://bit.ly/2OmJfCt

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最近の記事

エジンバラフリンジ2024を振り返って

先月、8月1日から25日までエジンバラフリンジに参加して、毎日1時間のスタンダップコメディーショウをやってきた。 それは、まさに1ヶ月に渡るコメディーブートキャンプ。もしくは、1ヶ月間に渡るメンタルトレーニングであった。 待ちに待ったエジンバラフリンジでのパフォーマンス。しかし、エジンバラの地についた初日、待ち受けていたのは悲劇… 自分のパフォーマンス会場を視察に行くと、なんとそこは小さなカラオケルームのような部屋であったのである。 「なんだ?この部屋は?カラオケっぽ

    • ”終わりよければ全てよし!?”さようならエジンバラ!

      エジンバラフリンジ最終日!!! この1ヶ月間スタンダップコメディーと向き合い、自分の未熟さを痛感したと共に、改めてスタンダップコメディー極めるとは、長く険しい道のりなのだと感じたのであった。 ただ、すごくやりがいのある楽しいジャーニーであるとも(ウケれば…) 小さなカラオケルームで満席になると、30cm前にお客さんがいるという、中途半端に満員な電車の手すりにつかまり立っている乗客と、その前に座ってる乗客の距離感である。 笑わせるのは至難の技であった。(そしてほとんど最

      • 1mmも寂しくない... [エジンバラコメディー日誌24]

        エジンバラフリンジ24日目! いよいよあと2日で、今年の生き甲斐で、楽しみにしていたエジンバラフリンジも終了! (実際は、想像とはるかに異なる、完全なるメンタルトレーニングの1ヶ月だった。笑改めて1時間のショウをやる厳しさを学んだのである。) 今日は自分のコメディーショウの前に、アジア人のコメディアンによるショウを観に行った。やはり英語もユーモアもわかりやすくて、楽しめた。 アクセントが強いスコットランド人のコメディアンのショウを観に行って、何を言っているのかわからな

        • オナニーが地球を救う? [エジンバラコメディー日誌23]

          今日のコメディーショウにレビュアーが来るというので、(あまり有名なマガジンではないと思うが)、朝から昨日のショウのビデオを見返して、ネタの練習をした。 これまで基本は、東京というグローバルなコメディーシーンから隔離されたスタンダップコメディー界の出島で自作自演のコメディーショウをやってきた。 だからお客さんのレビューしか貰ったことがなかったので、プロのレビューアーに評価をしてもらった経験がなかったので、楽しみでもある。 どちらにしろ、そんなに有名なレビューサイトではない

          今、この瞬間が人生で一番若い時。 [エジンバラコメディー日誌22]

          エジンバラフリンジ22日! 早いもので、(3ヶ月くらいにも感じるが…)フリンジも残り4日! 昨晩、YouTubeで久しく見てなかった大好きな太田上田を見始めたら止まらず、午前3時くらいまで、ベッドの上で、クスクスしてしまい、昼前まで寝てしまった。 ただ笑ったおかげで、心穏やかにお昼を迎えることができた。 今朝、嬉しいことに、コメディーのレビューを書いてくれるジャーナリストから連絡があり、明日金曜日、コメディーショウを見に来てくれることになった。 このおかげで俄然やる

          今、この瞬間が人生で一番若い時。 [エジンバラコメディー日誌22]

          恐怖の水曜日 [エジンバラコメディー日誌21]

          エジンバラフリンジ21日目! 今日は魔の水曜日とコメディアンから恐れられる、お客さんが少なくなる日である。 水曜日は人通りも少ないので、フライヤーを配るのを諦め、今日は、魔の水曜日と戦うことにした。 お客さんが1人でも、大きなステージでのショウだとおもって、全力でやりきってやるという意気込みで、会場のカラオケルームに向かった。 予想よりも多い10人のお客さんが来てくれた。ただ、長年の小ルームコメディーの経験から、集まってくれたお客さんの顔を見た瞬間、 こっこの顔ぶれ

          恐怖の水曜日 [エジンバラコメディー日誌21]

          ありがとうアリ君の玉金! [エジンバラコメディー日誌20]

          エジンバラフリンジ20日目! エジンバラフリンジも残り6日間ということで、フリンジの運営からメールが届いた。毎週送られてくるのであるが、最終週はどんな内容だろうと読んでみると。 メンタルサポートの連絡であった。 おそらく多くのパフォーマー達が1ヶ月間の長丁場で、メンタルを病み、やばい精神状態に陥っているのだろう。 このメールを見て、エジンバラフリンジがメンタルトレーニングであることを再認識した。 僕もこの1ヶ月間で、かなり躁鬱を繰り返したが、どうにかこうにか、これま

          ありがとうアリ君の玉金! [エジンバラコメディー日誌20]

          僕は躁鬱なのか? [エジンバラコメディー日誌19]

          エジンバラフリンジ19日目 今日もお客さんが12人と少なかった。(やはり平日はフライヤーを配らないと満席にするのは難しいのかも…) 今日もお客さんは女性のお客さんが多くて、ノリがコメディーショウという感じではなく、非常に難しいオーディエンスであったが、1時間どうにかやり切ることができた。 20代の息子と来た60代のお父さんが、終始不機嫌そうな顔をしていたので、それが小さなカラオケルームの雰囲気をダークに包み込んでおり、そのダークな雰囲気を取り除くのは非常に困難であった。

          僕は躁鬱なのか? [エジンバラコメディー日誌19]

          地下コメディアン [エジンバラコメディー日誌18]

          エジンバラフリンジ18日目! 今日は日曜日ということで、集客に少し不安があったが、過去一週間あまりフライヤーを配りにいかなくても、お客さんが来てくれたので、 今日もおそらく勝手にお客さんが来てくれるだろうと思っていたが。。。 やはりそんなに甘いものではなかった。 今日はお客さんが12人(最初は10人だけ)であり、しかもローカルのイギリス人は5人だけで、(しかも全員物静かな感じ…) それ以外は皆、ノンネイティブの旅行者であり、さらに8人が女性であった。(シャイなマダム

          地下コメディアン [エジンバラコメディー日誌18]

          コメディー先生との再会 [エジンバラコメディー日誌17]

          エジンバラ17日目。 今日は土曜日で満席になり、日本人がなんと5人も来てくれたのだ。(現地在住)そして、席も満席になり、本日も10人くらいのお客さんを断ることになってしまった。残念… ショウの方も過去にないほど盛り上がったのだが…残念なことに… ショウの途中にエアコンの修理が入り、部屋から10分ほど追い出させるというハプニングがあった。 考えすぎかもしれないが、おそらく僕がアジア人だから、こいつのショウの途中なら修理に入ってもいいだろうという感じなんだと思う。 (タイ

          コメディー先生との再会 [エジンバラコメディー日誌17]

          英語なのか??? [エジンバラコメディー日誌16]

          エジンバラフリンジ16日目! 今日も会場のカラオケルームは満席になった! 下ネタを減らしたことで、女性のお客さんが増えた気がする…笑 昨日に続き、10人くらいお客さんの入場を断るくらい人が来てくれたのだ! (投げ銭なので、本当はたくさんの人に来てもらいたいが…) 来年は40人-50人くらい入るもう少し大きめなところをブッキングしようと思う。そういう意味では、今年は初めてのフリンジということで、本当に毎日いろいろなことを勉強できている。 エジンバラフリンジの期間中は、

          英語なのか??? [エジンバラコメディー日誌16]

          特にないもない日 [エジンバラコメディー日誌15]

          エジンバラフリンジ15日目!いよいよ折り返しに入った。 昨晩体調を崩して、復活を遂げたものの、喉の痛みが少し残り、声が少しガラガラになるという事態に見舞われた。 これは僕にとっては、緊急事態である。 なぜならば、もともと声がガラガラだからである。 喉のコンディション悪化で、ガラガラに拍車がかかり、何を言っているのか理解できなくなってしまう。 さらに日本語ではなく、第二言語の英語で、コテコテのジャパニーズイングリッシュで、ただでさえお客さんが理解しずらいのに、ガラガラ

          特にないもない日 [エジンバラコメディー日誌15]

          魔の水曜日!? [エジンバラコメディー日誌14]

          エジンバラフリンジ14日目! 昨晩、体調が悪いのにも関わらず、エジンバラで出会った友人と飲みに入ってしまい、しかも、お酒は苦手なのに、一丁前に雰囲気に呑まれ、スコッチをストレートで飲んでしまい、深夜ホテルに戻ってから、体調を大いに崩し、寒気が止まらず、持ってきた服をありったけ、重ね着し、凍えながら眠りについた。 持ってきた風邪薬、栄養剤を飲み、部屋を温かくして眠ったら、砂漠の中を彷徨う夢を見た。 明け方、目を覚ますと、汗だくだく。 ただ、見事に体調は回復し、どうにか悪

          魔の水曜日!? [エジンバラコメディー日誌14]

          ローカルバーでウイスキー [エジンバラコメディー日誌13]

          エジンバラフリンジ13日目!今日でやっと折り返し(残り12日間)! 今日もフライヤーを配りに行かなかったが、ショウは満席になった。 今回、自分の会場は小さな地下のカラオケルームで、25人で満席になるのに加えて、立地がすごく良い場所にあるので、[近くのショウ]で検索した人たちが来やすいようで、運良く、そんなにフライヤー配りを頑張らなくても満席になる日が多い。 来年は40人くらいのキャパでチャレンジしたいなと思う! 今日のお客さんも8割がイギリスの方々で、コメディー好きの

          ローカルバーでウイスキー [エジンバラコメディー日誌13]

          満を持してのトイレジョーク スベるの巻 [エジンバラコメディー日誌12]

          エジンバラフリンジ12日目!   今日は月曜日ということで、おそらくショウの前にフライヤーを配りに行かないと集客は難しいことが予想されたが、天気も悪いし、疲労感もマックスなので、 「今日のショウは人数少なくてもいいや」という気持ちでパフォーマンス会場のカラオケルームに向かった。 時間ギリギリでカラオケルームに到着すると… 嬉しいことに、すでそこそこお客さんが入っていたのである。しかも、やりがいがありそうなお客さんばかり。(地元の中年イギリス人の団体??) すぐさま、オ

          満を持してのトイレジョーク スベるの巻 [エジンバラコメディー日誌12]

          笑の神よ、アリガトウ [エジンバラコメディー日誌11]

          エジンバラフリンジ11日目今日のショウは、過去最高に盛り上がった! お笑いの神様のプレゼントみたいなショウだった。 笑い上戸なノリの良い家族来てくれて、盛り上げてくれたのである。 ただ、アジア人のファミリー3人とイングランドから来た中年のカップルは、終始、静かめで、微笑みながらコメディーを観る感じであった。 (全員を声を出して笑わせるのは難しいのでまーしょうがないか…) ただ、笑い上戸のお客さんが数人いるだけで、ショウの雰囲気というのは、大きく変わるのだと実感した。(

          笑の神よ、アリガトウ [エジンバラコメディー日誌11]