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ロスト・イン・トランスレーションを見た

※ネタバレあり。未視聴の方は注意ください。

エモいって言葉がしっくりくる映画だった。あの頃のゲーセン、パチンコ屋、カラ館の空気、2000年代がこんなにまでノスタルジックに感じるものかと。変わっていないように見えても、気付いていないだけで、風景も雰囲気も今とは違う。

サントリーCMの通訳者が全然まともじゃなかったのは草だった。まさにLost in Translation。ああいう対応は不信感が募るよなぁ。

最後はズブズブにならずに美しく別れた印象。ふわっと出会って、痴情のもつれなくサヨナラして潔かった。学生の頃に見ていたらきっとつまらない映画だと思ったに違いない。今見ると懐かしさ補正もあって、夜にしっぽり見るのにちょうど良かった。

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