美味しいものを誰かと一緒に
美味しいものを食べるのは幸せ
誰かと共有できると倍増する
美味しいねって言いながら食べるのは
幸福度が格段に上がる
私が今まで辛いときを乗り越えれたのは
食卓があったからだと思う。
我が家は原則、毎日家族で食卓を囲む
父と母2人とも料理をする我が家は
毎日たくさんの品がテーブルに並ぶ
食卓で悩みを打ち明けたりする
わけではない。でも、
学校で嫌なことがあっても
会社で嫌なことがあっても
我が家の食卓にはいつも美味しいものと
変わらない家族がいた。
成長するにつれて
全員で食卓を囲むことが
鬱陶しく感じる時期もあった
部活終わり、友達とゆっくり
喋って帰りたいのに
きちんと「今から帰るメール」を
しなければならない我が家。
それに合わせて食卓の支度がすすむ我が家。
そんなん勝手に食べてくれたらいいのに。
ご飯を食べる時間に縛られるのが
嫌だった。
ある意味これが、私の(心の中の)反抗期。
大学時代、一人暮らしをした。
その時はじめて我が家の食卓の
有り難さを実感した。
美味しいごはんを食べられること
家族と一緒に食べられること
毎日家族と囲む食卓が
私の身体の栄養だけでなく
心の栄養になっていたことに気づく
社会人になって地元に戻ったいまも
家族で食卓を囲んでいる。
一人暮らしを経験して
当たり前の食卓じゃないことに気づいた。
いまは自然に「家のご飯はほんまに美味しい!」と口に出し幸せを噛みしめる。
外食をしても、大切な人たちと
美味しいものを食べられる幸せを
噛みしめられるのは
我が家の食卓があったからだと思う。
これからも、どんな辛いことがあっても
美味しいご飯を大切な人たちと
食べられたらパワーになり
乗り越えられる。
そう思うと前向きになれる。
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