キュウソのライブに年23回行く理由

先週金曜、また若くして亡くなるバンドマンのニュースを聞きました。(カッコいいの意を込めて“バンドマン”と表現しております。)
自身はHi-STANDARDを聴いてこなかったし、sumikaのライブを見たのも数えるほど。それでも思ったこと、言いたいことがあります。

無理してでもライブには行け。
行って後悔したライブは無い。

行きたいライブに、いつでもいつまでも行けるわけがないのです。

キュウソネコカミは、2021年から1年以上のメンバー1人であるカワクボタクロウのライブ活動休止により、サポートメンバーとともに活動を続けました。そして昨年12月にようやく5人でのライブを再開。
休んでいる間も、私はキュウソのライブに行き続けました。

数えると2022年だけで23回(※フェスやイベント含む)、2週に1回。文字どおり「親の顔より見たキュウソのライブ」で～す。ちなみに今年も2ヶ月経ちましたが、キュウソのライブは計5回。増えとんのか～い！

行く度に他のメンバーは「タクロウは今こんな感じ！」とファンに必ず報告してくれました。誰よりも不安だったはずメンバーの言葉に何度も安心しました。

ライブって毎回違うんです。セトリが、歌が、演奏が、MCが、場所が、観客が、時間が、気持ちが、全てが、何よりも自分がいつも同じではないです。
何よりも今の私の世界の中心はキュウソがライブをしているところだから。今一番好きだと思える瞬間だから。

バンドはグループですから、常に「解散」「活動休止」「脱退」とは隣り合わせです。マジでこの3つがないバンドはフラワーカンパニーズしか知らん。
バンドはいつか解散するのが当たり前だと思っていますが、まだまだやれたはずのメンバーが急に居なくなることもあるのかと思うだけで今はつらいです。

「今度行くフェスに出るからワンマンはいいや～」
「近くのライブハウスに来ないから次のツアーは行かない～」
「遠いから」「お金ないから」「時間ないから」「体力もないから」「一緒に行く人おらんから」「誰かに反対されたから」という理由で行くのやめるか、それをいつも考えます。
会場に来てる人は皆それぞれの事情を死ぬ気で掻い潜ってます。身体も心もしんどい思いして来てます。皆えらい！えら過ぎる！バンドマンも皆それ知ってます！だから良いライブがみれる！
だから「いつか」「また今度」にして良いほど、ライブ行くの嫌？ライブ行くのは強制でもない。でも行きたいと思いました。
何かのせいにしない。人の目を気にしない。自分はどうしたいのかを一番大切にして生きることです、ライブは。
そう思って明日も新幹線に飛び乗ってキュウソのライブに行くのでしょう。