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こころのオアシス



◆過去は砂漠の世界


こころがオアシスを求めている。
ごまかしはきかない。私のいまはそうなのだ。

なぜそれほどオアシスを求めたがる。
過去で、乾ききったこころがそうさせている。

とりわけ
歩んできた歪だらけの境遇を思い返す。

昭和、昭和とその古さが笑い種にされるが
戦後のベビーブーム以降の人間たちは
ただ、まえだけを見て、建設に関わってきた。

それなりに、互いに、懸命に関わってきた。
そのなかの運不運で、有利不利も分れていく。

不運で不利な「くじ」を引いた私など
歪んだ運命に苛まれて、書けないことが多すぎる。

言語化するには、あまりにも歪がすぎる。
「おしん」というNHKの連続ドラマがあったが
それに比肩する以上の歪みが自分の過去にはある。

そんなみちのりの果ての、現代を見ている。
そして、器用に生きた自分を、いま感じている。

◆私にも使命感はある


私の「自己紹介に代えて」に、それは見えない。
大した勉強もせず、淡白な足跡を残した、とだけ。

その舞台裏には、歪んだ艱難辛苦の生活がある。
その過程で自分なりに生産性の知恵を開発した。

使命感として、私はこの国の未来に明るさを求める。
企業たちそれぞれが、皆が、繁栄・成長してほしい。

競争原理に偏向せず、成長原理を見出してほしい。

現状の一般的経営手法では、全体の歪が継続する。
そこから、脱出せねばならない。脱出せねば…

◆エレガントな価値観


このところ、物事をエレガンスで計りたがる私。
エレガンスには、考え方の上品さ、みごとさがある。

企業の集合体なら調和をもって
「好売上と好賃金」を拡大しなくてはならない。

勝ち負けではなく、皆が繁栄・成長することである。
皆がともに「美と魅力と幸福」の風にのることである。

優雅で上品な質感で、優れた価値を有す。
そんな環境を、グレイス、エレガンスと評したい。

涼やかな空気感があって、気品のあるありがたさ。
それを実感できるものが、価値あるエレガンス。

数多の人々に資するものなら、ホッとできる。
広く人々に優美な働きなら、エレガンスなのだ。

そこで得られるものは、こころのオアシス
未来のエレガンスとは、そういうものでありたい。
 

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