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独自性のイデアとアイデア


サルたちから離れ、草原を歩きはじめた人間たちだが

生き方(食し方)に必要な生態系を確立できなかった。

草原の二次元では、紛争(衝突)を起こしやすいのだ。


食と争いが切り離せないのは、生態系とはいえない。

食べるしくみに、奪い合い・滅し合いは必要ないのだ。

だが大脳の発達は、結果、人間の争いを招いてしまう。


企業社会と生活社会の生態系図式は、理屈は簡単なのだ。

それは競争関係のないB2Cが生活社会に収斂することと

優越的地位の濫用のないチェーンを確立することである。


それこそが、望まれる完成形であり、為せば成る。

そんな簡単なしくみができないのは、一体全体なぜなのか。

産業革命以降、それだけが実現しない。理由は一つか。


いわゆる、動物の本能にできて、人間の欲望にできない。

つまり、勝ち組はつくっても、負け組を救おうとしない。

ようは、全体最適化のビジョンにおカネ(投資)が流れないのだ。


だから、負け組は勝ち負けを競う路線から離脱せよ。

同じ轍を踏まず、独自性のイデアとアイデアを追求すべし。


つづく


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