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生命連鎖の摂理


ライオンが鹿を捕食するシーンをとらえて
鹿が可哀そう、ライオンが残酷…
それだけを教えていては、じつは理解不足をよぶ。

起きているのは摂理。生命の高い次元の儀式なのだ。
食事で「いただきます」は、それへの感謝である。
だからライオンは、貴重な鹿を大事に 大事に食す。

かれらの関係は、高い次元の食物連鎖、生命連鎖
戦って奪うとか。競争で奪うとかではない、生命の宿縁。
よく観れば、戦ってなんかないことが分かってくる。

戦うどころか、ギブアンドテイクをもって生きている。
経営なら
企業と消費者の間に、生命の連鎖と循環が必要である。

あるいは、戦う・滅し合うことが業界だと嘆くなら
この際、戦う・滅し合う手法を放棄して
潔く、事業を棲み替えるのが賢明なる経営と言える。

つづく


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