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サザン ロッキン ライブビューイングで思ったこと提案

「夏フェス出演はこれで最後」と宣言したサザンオールスターズが最終日、大トリを務めたROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024。
チケットは抽選にハズレまくり、
ライブビューイングにて映画館で参加した。

100分間の濃密なライブ。
新旧織り交ぜ、これでもか!とばかりに花火を連発するが如くの豪華版セトリ。
会場を盛り上げ、5万人(ライブビューイングも合わせると全国で20万人以上がリアルタイムで楽しんだ)の聴衆の心を一つにしていく様は圧巻だった。

とても満足度の高いライブで、次のライブツアーの発表が早くも待ち遠しくなった。

それだけに、映画館でのライブビューイングならではの問題点が気になった。
ライブ会場なら気にならないであろう
隣の人の小声での歌声、
リズムのズレた手拍子、
ずっと手を高く上げて振る、
立ち上がって踊り出す…

これらの行為はライブ会場でなら、さほど問題にならない。
しかし映画館だと、隣の人の音程のハズレた念仏のような歌声と共にサザンを聴くことになる。
…歌いたくなる気持ちもわかるし、
気を遣って小声なんだな…というのもわかる。
「…すみません、控えてもらっていいですか?」と声をかけて、あと数十分、隣り同士の人と気まずい感じになるのも…。
…と言うか、ライブ中にこんなことを逡巡したくない!
せっかくの、待ちに待ったサザンのライブなのだ。無心に楽しみたい!全身で浴びたい!

ライブビューイングは映画館によって、雰囲気が異なるようで
立ち上がって踊っている人が多かった、という声も聞くが
私が参加した過去3回の例で言うと、
ほとんどの人が座って静かに観ている。
お決まりの手のフリもあまり高く上げず、頭より低い位置で留めている。

そして…
ライブビューイング参加者は裾野が広く、
サザンの実際のライブには参加したことがない人もいる。
そういう、これまで何となく好きだったサザンのライブを気軽な気持ちで映画館へ観に来た人にこそ、このド迫力のライブを体感して心酔して欲しい。
次は、映画館でなく実際に観てみたい…と思うだろうから。

皆が楽しくライブを楽しめる為に
チケットの「後方希望」が選択できれば良いと思う。
立ち上がって踊りたい人は後方の席から埋める。
複数シアターの映画館なら、全員が気兼ねなく立って踊りライブ会場の熱気で楽しめるだろう。

逆に、足腰や体調が悪い人も安心して座って観ることができる。
前の席の人に立たれると画面が完全にブロックされ、後ろの席の者は本当につらいのだ…。

立ちたい人は「後方希望」
これで円満解決のように思うのだが、
チケットにその選択肢を入れるのは素人が思うほど簡単ではないのかもしれない。

しかし、最後の盛り上がりの一番良いところで前の席の人に立たれてしまい、画面が見えなくなった…という人は私の他にも大勢いるはずだ。

思わず立ち上がってしまう側の気持ちもよくわかるだけに、双方が気持ち良く楽しめる方法を考えてみた。
他にもっと良い方策があれば是非教えてほしい。


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