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紅葉!奈良カエデの郷ひらら【長文編】

秋も深まり、葉が色付く美しい季節。

混雑する京都は避け、奈良へドライブ。

奈良公園も今の時季は駐車場が満車の賑わい。

中心地は避け、宇陀の奈良カエデの郷ひららを訪れた。

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閉校になった旧 宇太小学校の趣のある木造校舎を活かし、カフェやゲストハウスとして営業している。

広い敷地内には様々な種類のカエデが植えられており、今が見頃。

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池には、めっちゃデッカイ鯉もいたよ~~(私は苦手)

でも、水面に映り込む樹々がきれいだから撮る!

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秋色の静かな小道。

人も少なく、密回避にとても良い。

どうやら、ここはコスプレ撮影の穴場でもあるらしく、この日も物凄い衣装に身を包んだ方達が撮影中だった。

校舎内の部屋で着替えや準備ができるのも大きな利点なのだと思う。


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赤から緑へのグラデーション。

誘われるようにあの藪の中へ入って行くと…妖しい何かに惑わされそう。

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この青みがかった紅葉は「狂竜(くるいりゅう)」という名。

葉が、うねって天へ上る竜のウロコに見えてくるね。

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白っぽい紅葉もあった。お着物の小紋の柄のようにお洒落。


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カナダのメイプルシロップが採れる樹もあったよ!

確かにカナダ国旗の葉っぱ!

売店にメイプルシロップをたっぷり使ったパンがあって、思わず購入。

とっても美味しかった…!!

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Cafeカエデのメニューには、給食ランチもある…!

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学校の施設をそのまま使っているので、机や椅子も

うわぁ~…学校!!という懐かしさ!

ピアノや分度器が置かれているのも、木枠にあのガラス窓の感じも…懐かしさでいっぱい。

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廊下の感じもね、私が通っていた小学校に似ていて…。

小6の時、校舎建て替えで6年生が古い木造校舎の教室に入ったの。

私のクラスは古い図書室が教室になった。

教室の壁一面に、たくさんの本…!

読書好きの友人と二人、目を輝かせて喜んだ。

休み時間も本を読み放題!

図書館には寄贈された本も多く、インシュリンやT細胞について書かれた医学書まで読んでしまった。

読んだはいいが、小学生には理解が難しい部分が多く(当たり前)

血液中の成分が膵臓などの臓器に入っていくと書かれているが、血液が血管から漏れたら内出血になるのでは?と担任の先生に質問した。

先生は答えに窮し、中学校で勉強してね、と言った。

確かにな~ 分子レベルの話は小学生に説明しにくいわ。

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この階段を子どもたちが上り下りしたんだね。

おしゃべりしながらランドセルを背負い陸ぶ子どもたちの姿が見えるようだ。


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ああ、この渡り廊下の感じも…懐かし過ぎて泣けてくるわ…。

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NHK朝ドラ「あすか」のロケ地にもなったらしい。

私、この頃はまだ見てなかったのよね~。今は毎朝見てるんだけど…。

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創立百周年の記念碑が既にかなり古びている。

古い建物を壊さず、遺して活用するって素敵なことだなぁ。

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