サザンオールスターズ 茅ヶ崎ライブ 2023LV感想(後半)
サザンオールスターズ 茅ヶ崎ライブ
ライブビューイング(LV)感想、続けます。
前半は…こちら↓
メンバー紹介MCが終わり、ライブも中盤。
いよいよ新曲披露!
M12 歌えニッポンの空
♪ここが故郷
と歌われるこの曲は桑田さんが茅ヶ崎で過ごした心象風景を映す。
♪自転車に乗って 海へと通った
実際に桑田さんは自転車でどこへでも行っていたとラジオやさしい夜遊びで話されていた。
そしてライブのMCでも
「辻堂へ行ったりね。…辻堂に行っても何もないんですけどね!」
と会場を沸かせていた。
辻堂…!
辻堂と言えば、サザンの「夜風のオン・ザ・ビーチ」
♪辻堂あたりで気取ってようじゃん
が私にとって100%の辻堂なので、
この大人っぽい、気だるい色気のある曲で、こんなふうに歌われる辻堂って
ちょっとお洒落な街なんだろうなぁ…と想像していた。
ところが横浜在住のサザン仲間に、
「以前から気になっているんですが…辻堂ってどんな街なんですか?」
と聞いてみても
「…辻堂は辻堂だよ。それ以上、何もない。」
なんて返事がきて、とても意外だった。
他の人にも聞いてみたが、さらりと流されてしまった。
そして…今回、桑田さん自身の口から、長年の問いの答えを聞いてしまった。
…え~~~っ?そうなの?
特に何もないの?辻堂。
…ん~、「夜風のオン・ザ・ビーチ」、
知り合いに出くわすかもしれない地元の茅ヶ崎から一駅離れた辻堂の夜の浜辺で彼女とイチャイチャ…とそういう意味だったのかな!
「歌えニッポンの空」には
♪今は亡き面影
という歌詞もある。
茅ヶ崎は桑田さんの懐かしい想い出が詰まった故郷。
だけど…一緒に暮らした家族や親戚も今はいない。
その悲しみ、私も母を亡くしてわかるようになった。
♪ありがとう!
♪喜んで!
♪ありがっと!ともっと大きな声でコール&レスポンスしたかったけど、
映画館のLVでは、やっぱり皆、小声だった。
でも…ずっとやってみたかったので、LVでリアルタイム参加できただけでも満足よ。
M13 君だけに夢をもう一度
「シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA」のカップリング、
アルバム「世に万葉の花が咲くなり」収録曲。
今回の茅ヶ崎ライブは2大ベストアルバム「海のYeah!!」「海のOh, Yeah!!」に入っているよく知られた曲で構成された全方向に納得のセットリスト。
この曲はレア曲演奏と言える。
私も久しぶりに聴いたわ!「世に万葉…」は好きなアルバムなんだけど、最近はCDじゃなくてスマホで音楽を聴くようになってしまってた。
M14 東京VICTORY
暗くなった会場で1万数千の観客たちのリストバンドが光る。
♪Ohh ohh
歌い始まりからカッコ良くて泣けてくる…!
やっぱりこの曲はいいなぁ!勇気をもらえる。
もっと高く拳を上げて、声も出したかったな~~。
でも、この曲からLV会場でもボルテージが上がってきたよ。
M15 栞のテーマ
ん~~~!いいよねぇ。。。
桑田さん、NHKの『サザンオールスターズ特別番組~45周年経っても“馬鹿でごめんよ”』の中で
♪彼女が髪を指で分けただけ
♪それがシビれるしぐさ
って言ったって、この年でもうそんなふうに感じない、っておっしゃってたけど、
20代の時の純な感性で作った曲を、今もこうして歌っていて、
我々もそれを令和の世にライブで聴けるって…本当にすごいことだな、と改めて感じた。
大げさでもなく、サザンの楽曲はある種の文化遺産と言えるんじゃないだろうか。
末永くこれからも守られるべきものじゃないかな。
M16 太陽は罪な奴
ここからは怒涛のラストスパート!
この曲は明るくて楽しいよね~!大好き。
間奏で、関口さん、桑田さん、斎藤誠さんが並んでポーズを取るのが楽しい。
M17 真夏の果実
ここでまた、しっとりさせるんかーーーーい!!
気持ちの揺さぶり攻撃に、もう…さっきからグラグラなのよ~~…
M18 LOVE AFFAIR~秘密のデート〜
華やかな曲、きたー!
年末に行った横浜を思い出すわ…。また行きたい。
やっぱりこの曲は盛り上がるのよ。
映画館でも手拍子をみんながしっかりやり始めてきた。
M19 ミスブランニューディ (MISS BRAND-NEW DAY)
ええ~~っ!?この曲までやっちゃうの?
大盤振る舞いやーーん!
サザンのライブで聴きたい曲、全部聴かせますセトリ!
もうね、この曲になっちゃうと体が動くよね。
じっとしていられない。
M20 盆ギリ恋歌
会場を熱々に温めて…新曲!
ダンサーさんたちも踊りまくる~~~
この曲は公式から振り付け動画が公開されている。
みんなで踊ろう!ってことよね?
よし、私も茅ヶ崎へ行くならば多少は踊れるように頭に入れておかねば…と予習してきた。
映画館なので、座席に座ったまま、両手をヒレにように小さくヒラヒラさせただけだけど…一応、踊ったよ!
この曲、やっぱり好きだなぁ!
M21 みんなのうた
…おおおおお~っ!
♪君のカラダ また濡れる~
と桑田さんがいたずらっ子のように笑って放水!!
水圧で暴れるホースを制御するため、舞台監督の南谷さんたちが
桑田さんをしっかり介助。
しかし先週の茅ヶ崎ライブまでは夏のように暑かったのに、
今週はすっかり秋の涼しさ…。
今の気温で放水は冷たかっただろうな…。
茅ヶ崎ライブまでが夏だったのね。
M22 マンピーのG SPOT
大団円!マンピーで締めるパターン、きれいに決まるよね。
花火も上がるし、ダンサーさんはステージにズラリ並んでラインダンス!!
このラインダンスのアイディアは笠置シヅ子さんをモデルにしたNHK朝ドラ「ブギウギ」からきてるんじゃないかと直感した。
桑田さん、笠置シヅ子さんが大好きだもんね。
ダンサーさんの衣装はチラリ、白い下着が見えるかのようなデザイン…!
ラインダンスで足を上げるたびにチラリチラリ。
そしてどんどん、短いスカートの裾がめくれ上がっていくという趣向…‼
アンコールで着替えたのも桑田さんはビートルスTシャツだった。
EN1 ロックンロール・スーパーマン ~Rock'n Roll Superman~(10.1のみ演奏)
最終日だけ演奏されたんだって!いいなぁ…聴きたかったわ。
この曲は何とも言えないカタルシスがあって気持ちいいのよねぇ。。。
EN2 Ya Ya (あの時代を忘れない )
Ya Yaやってくれるんや…。古参ファンには感涙よ…。
昔のメンバーの写真がスクリーンに映って…懐かしい。
サザン、6人映ってたよね。
前みたいに、あからさまに「ここにもう一人いる」という写真の出し方より
さりげない今回のほうがいいと思ったなぁ。
EN3 希望の轍
んもぉ~!この曲、やらないの??って思ったよ~‼
ここで出してくるんだ。
しかし、「ラチエン通りのシスター」するかと思ったけど…なかったね。
「茅ヶ崎に背を向けて」は、地名がハッキリ出てくるけど、茅ヶ崎でやってるのに背を向けるのはおかしいから…やっぱりやらないよね。
聴きたいけどね!
M5 涙のキッス
あぁ…まだ歌ってくれるんだ。。。
ず~~っとこの幸せな時間が続けばいいのに。
EN4 勝手にシンドバッド
♪ラララ~ と掛け合う楽しさ!
やっぱり最後の締めはこの曲。
45年前のデビュー曲にして、今なおピカピカ、ギラギラに輝く。
花火が上がって、最高潮のまま終演。
…ん?あれ…??
新曲三部作、ラスト1曲は…?!と思ったらーーー
END Relay~ 杜の詩
最後に流れた。
この曲を今はまだライブでは歌いたくないのだろう。
茅ヶ崎ライブのような熱いエネルギーの塊の場で
メッセージ性の強いこの曲を歌うと、いらぬ誤解を生みかねない。
この曲を歌いながらプラカードを持ってデモをしてほしいわけではない。
いろんな立場からいろんな意見を出し合って、より良い未来について
皆で考えていきたい、語り合いたい。
そうなればいいのに、ってあなたも思いませんか?って歌なんだと思う。
だから、この曲はエンドロールでしみじみ聴かせてくれるのがちょうどいい。
きっと、そのうちライブでも歌ってくれると思うしね!
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