目標はこれ(出家コース90日目)
サイドFIREされた方が主催する出家コースを受講している。
やりたいことができるようになるにはこのコースを受講するしかない!と直感で思って受講を決めた。
3か月オプチャなどでフォローしてくださるとのこと。
少し前に出版された主催者の本が教科書になる。
本の内容を実践しながら、サイドFIREをめざしている形になる。
(私の場合はすでに退職している。副業を考えて、サイドFIREのような形にしたい。)
コースも終盤を迎え、最後の課題は『目標を決める』ことだ。
〇目標は『そこにいるだけでその場が和む人になること』とする。
3週間前に課題を言われ、ずっと目標を考えてきたが今日になって変わった。
きっかけは陶芸の先生に言われた言葉からだった。
陶芸の先生で自宅の近くに住んでいる、10歳上の女性だ。
いつもとても親身になり話を聞いてくれる。
そんな彼女に今日新茶のお土産を渡しに行った時に言われた。
『ご主人は大丈夫なの?』
彼女はとても言葉を選んで話してくれた。
今やるべきことは主人をサポートすることではないかと苦言を呈してくれたのだ。
見るにみかねたのだろう。
実は先週彼女と会う約束をしていたが、まだ実家にいて会えない事を連絡するのを忘れてしまった。
彼女からの電話で気づいた。
すっぽりと抜けてしまっていたのだ。
私は時々これをやる。
大事なことがすっぽりと抜けてしまうことがある。
決まって何かに没頭しているときだ。
今新しく何かをするよりも、ご主人をサポートすることが大事なのではないか。
実家で両親と過ごす時間も大切だが、落ち着いているのなら本来は自宅で家族と暮らすことが当たり前の事。
ご主人がほっとかれている気分になってしまうこともあり得るのだから、本来やるべきことを大切にしたほうがいい。
それと約束を忘れたことを怒っているのではなく、『忘れる』ということに無意識の愛の無さを感じてしまう。
もっと周りを見て、愛や感謝を忘れないことが大切だ。
そんな趣旨を話してくださった。
一時が万事。
先生は約束を忘れた私の心理状況などくみ取っていた。
私は今回の帰省でいくつか友達のことで心配なことがあったり、母の病状がきになったり、目標を考えたりで頭の中がいっぱいだった。
こんな時に大事なことでも忘れることが多い。
目標をコミュニティカフェを作ることと書いていたが、そこには不安があった。
自宅に帰ることが減るだろう。
3人の時間がますます少なくなる。
そのことを主人や娘はどう思うのだろうか。
愛想をつかされたくはない。
大切な家族だ。
4月は主人は今仕事場での立場が変わりつつあり、戸惑っていてたいへんそうだ。
それなのに私は心配ないだろうと高をくくり、実家に行ってしまった。
心配ならそばにいるべきだったと思う。
状況は常に変わる。
大切なものをしっかりと守らなければいけない。
実家の父が脳梗塞で倒れ遠距離介護が始まったが、今は回復して母や妹の病状も比較的落ち着いている。
今は自宅で主人の負担を減らして仕事に注力してもらう時だと気づいた。
じゃあ、今目標にすることはどんなことなのか。
58歳にしてまだまだ大切なことを見失う自分を変えたい。
少し前に読んだ喜多川泰さんの『賢者の書』を思い出した。
第4の賢者 目標
大切なのは,何になりたいのかではなく、どんな人間になりたいのか。
自らの理想とする人間像を追求することによって、驚くほど強い意志の力を人間は身につけることができ、その過程の中で自らの進むべき道を自然と見出し、何をやるべきかということは自ずと決まってくる。
今目標とする人間像は、その場にいるだけで和ませることができる人。
まだまだ家のことでできていないことはたくさんある。
断捨離から始めていってもいい。
まずは主人と娘がもっともっと和める家にしたい。
それと家計管理についてだけ、この出家コースの課題でできていない。
それこそ主人と協力していないとできないことだった。
主人ともっとコミュニケーションをとるように、この家計管理も目標に掲げたい。
進むべき道が決まるまでなりたい自分を追求したい。
58歳でも変われると思う。
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