*努力の先*(後編)
前編の続きです。全編を読んでくれた方、ありがとうございます!今回も誤字脱字等で、読みづらいかもしれませんが、よろしくお願いします
4、吹っ切れ
僕は、悩むことに疲れ、部活がない日は部活関連のことを一切考えず、思いっきり楽しむ。そう、決め、部活がある日は泣く覚悟と低い自己肯定感で臨むようにしました。また、自分にも、先輩や顧問の言動にも期待しないよううに心がけるようになりました。(少なからず、ほめてくれる時もあるので、思い上がると突き落とされたとき悲しいので(笑))
そうやって無我夢中に(努力といっていいかは微妙ですが)練習に参加し、自分なりに努力を続けました。
8月下旬。
練習で段々と顧問から褒められることが増えていきました。その中でも一番嬉しかったことは、初めてのしっかりした大会に選手として(先輩の交代としてですけど(笑))出してもらえたことでした。また、選手として出た時も先輩たちや顧問、他のバスケ部の同級生が僕のことを「いいよー!」
「ナイデイー(ナイスデイフェンスの略)」などと、言ってくれてた時は泣くほどうれしかったです。
今まで、苦痛で、悲しくて、辛かった、灰色のバスケ。でも、この時から僕のバスケはとても輝かしい、最初のあこがれていたようなかっこいいバスケへと色づいていきました。
- end -
5,現在
その後も練習はできる限り全部行くようにし、今ではYさんと並ぶほどの実力になりました。先輩方とも仲がいいとまではいきませんが、前より距離が縮まったように思います。
ここまで聞くとハッピーエンドのように思えますが、ほめられることは多くなっても、僕は、全然まだまだ下手なままで、理解力もないままです。
(`・ω・´)(笑)
なので、新しい練習になると初めのころのようにミスして、普通に顧問に怒られているので、今でも心の底から顧問を顧問として好きになれてはいませんし、先ほども言ったように先輩ともYさんほど仲良くはできていません。
○最後に。
努力はしてすぐに報われるものではなくて、数か月たったその先にやっと報われる日がくるものだと思います。「努力しても報われないこともある」という言葉があります。確かに報われないこともあると思いますが、少なからずそう言っている人の中には報われる、その時まで努力を続けられなかった結果であったりするのではないかと今の僕は思います。
けれど、努力を続けるということはとても難しいことで、努力しようと戦っている人、その辛さに向き合えている人はすごく偉いと思います!!
同じような環境で、まだ、悲しみや不安から抜け出せていない人、あるいはそれ以外のことで、悩んでいる人へ。
「頑張って」や「応援している」という言葉は今のあなたにとって、とても他人ごとで、無責任で、むしろ枷となってしまうかもしれない。実際に僕はそうだったから。
だから、「今の状態の自分を好きになれる自分」であるかを考えてみてほしい。
苦しくても、思いっきり泣いて、いろんな不安や不満を文字に書き出してみたり、信頼できる人に吐き出して、全部ぶつけてみてください。
前を向いて歩くことだけが正しいわけじゃないんです。僕は自分のことを嫌いになることが一番よくないことだと思ってます。
あなたの未来が、光あふれる世界となっていることを願ってます✨
最後まで長文を読んでくれた方、ありがとうございました!
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