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大阪の街道と蔵元②
『大阪の街道を歩く』は同名の連載(正編=2017~19年)のほぼ全部を単行本化したものです。その後に連載した続編(2021~23年)は、西高野街道を除いて収録していません。
続編で歩いた諸街道のうち、能勢街道の沿道にあるのが秋鹿酒造。大阪府最北端の町、豊能郡能勢町にある蔵元です。
続編での連載では、こう記しています。
「創業は1886(明治19)年。現在は『米作りから酒造りまで一貫造り』をモットーに、蔵元自ら農薬や化学肥料を使わずに酒米を栽培し、純米酒を製造しています」
写真には「農醸一貫」の額が写っています。
ちなみに、大阪府域の諸街道は、大阪の中心部から府県境に向けて歩くことが多かったのですが、能勢街道については大阪府能勢町と京都府亀岡市の府境(ひいらぎ峠)から、大阪市に向けて歩きました。
能勢町については能勢電鉄の終点「妙見口」から、いったんひいらぎ峠まで歩き、そこから改めて実際の街道の経路を歩行。当日の総歩数は4万歩でした。
秋鹿酒造 大阪府豊能郡能勢町倉垣1007