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【久能整風に】「生産性」とかについて常々思ってること
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僕は常々思ってるんですけど
人間の「生産性」について
LGBTに対して「生産性がない」って言う人がいるらしいですね。
「生産性」という言葉を「人間を生産する能力」って意味で使ってるキモチワルさは一旦置いといて――。
「生産」だけが社会を豊かにする訳じゃないと思うんですよ。
これ、大学の経済学の授業で習ったんですけどね、売買が行われると、社会全体の幸福度は必ず上昇するんです。
例えば、車を持っているAさんが、それをBさんに百万円で売ったとします。この時、BさんにとってAさんの車には百万円以上の価値があり、Aさんにとって百万円には車以上の価値があったから、取引が成立したんですよね。
つまり、二人とも自分の持っているものを、より価値の高いものと交換できた。だから二人の幸福度は上昇します。
「消費」だって立派に社会を豊かにする行為なんですよ。
例外は、片方が詐欺を働いている時ですね。Aさんが壊れた車をまだ使えると偽ってBさんに売ったら、だまされたBさんの幸福度は低下します。
だから、誇大広告とか、表示偽装はいけない。オマワリさんに捕まります。
正しく生きているだけで、人は誰かを幸せにしている。経済ってよくできていますね。
正しく生きているだけで、みんなが幸せになる。政治家にはそういう社会を作っていって欲しいです。
反反出生主義
「反出生主義」っていう言葉があるらしいですね。
僕個人的には最近ネットで見かけるようになった言葉なんですけど、200年以上前の哲学者も唱えてた主義らしいですね。あ、僕は哲学の細かい話は知らないんですけど・・・・・・スミマセン・・・。
ざっくり言うと、人は生きていると無数の苦しみに直面する。こんな苦しみに満ちた世界に新たな生命を生み出したところで、苦しむ魂を増やすだけだ。人は生まれない方が良い――。
そういう主義です。
子供がかわいそうだから、生まない。
・・・・・・それは、慈悲なんでしょうか?
1994年に、ある男性が、妻と二人の子供(1歳と2歳)を殺害し、横浜港に遺棄する事件が起きました。
男性が妻を殺害した動機は、妻との不仲だったそうです。
ではなぜ幼い二人の子供まで殺したのか。
その動機は、「父親が殺人者では不憫だと思ったから」。
これは、慈悲なんでしょうか・・・・・・?
・・・・・・人は、幸せじゃなければ生きていちゃいけないんでしょうか?
だとしたら、それは誰のための幸せなんでしょうか?
人の思想は自由です。
でも、ただ、僕が殺される子供だったら、母親がいなかろうと、父親が殺人犯だろうと「生きたかった」と、思ったと、思います。
参考サイト
https://guardians7.com/tukuba-bosi/#toc10