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Vol.8 40代ワーママが働きながら通信制大学入学〜50代で卒業するまで(最後の追い込み)

※これは私が40代後半で通信制大学に入学し、50代にようやく卒業するまでの記録です。話があちこちにそれるかもしれませんが・・・どうぞお付き合いくださいませ。
(前回のお話はこちら

停滞期脱出、その後

なんとか停滞期を脱出した私はすでに在籍3年目を迎えていました。(私の場合、普通なら2年で卒業するところを1年留年している訳です)
この頃にはもう大体自分の得意・不得意な科目、スクーリングのスケジュールの組み方などもつかめてきたので、
「あと半年、次の3月で卒業する!」
と心に決めてペースを上げることにしました。

次の3月に決めた理由は、授業料を無駄に払い続けるようなことはしたくなかったのと、
ちょうど娘の小学校卒業と重なっていたからです。(一緒に卒業したいなという淡い期待・・)

単位数の計算

卒業認定のためには3月ギリギリまで試験を受けることはできず、
大体3か月前には既定の単位をクリアしていることが条件になります。
私の場合、残り半年で卒業までに必要な残り単位は約15程度・・・実質「あと3か月で15単位(約7~8科目)取らないといけない」のです。
単位についての考え方は以下の通り。

  • 必要な総単位数は62であること。

  • うち、全コース共通が2、専門学科共通が10、選択科目で50以上であること。

  • 上記に加えてスクーリング指定科目を15以上取得していること。

入学当初はきちんと計算して選択したはずですが、中には「この科目の単位を取得するには、別な科目の単位を事前に取得している必要がある」などのトラップもちりばめられていてとてもややこしく、
見事に引っかかった私は「このままだと単位数がクリアできない」ことに気づいたのです。

慌てて履修選択可能な科目を一覧で確認し、最短で取得できそうな科目をいくつか追加して手続きを済ませ、同時に必要になりそうな書籍を買い求め読みふける日々が始まりました。

追加の単位取得

履修科目も残りわずかになると、レポートを書くことがだいぶ厳しくなってきます。
そもそも興味が薄い科目であること(でなかったらとっくに着手して単位取ってるはず・・・)、
仮にレポートを書きあげたとしても、評価で「D」が付いたりしたら、単位取得に間に合わず留年決定してしまうため、現状ではかなりのハイリスクです。
そこで、今から手続きが間に合うスクーリング科目を調べて追加申し込みを進めました。

最後の切り札は「スクーリング」

スクーリングはいわゆる「通学(対面)授業」です。1科目の拘束時間は長くて約10~20時間程度、日数にすると約2~3日かかるのですが、そのほとんどが出席してその講義のレポートを提出するだけで単位がもらえるので、試験を受けるよりずっと早く進みます。
また科目によっては週末に開催するものもあるので、うまく組み合わせれば有休を取って会社を休む必要もないのがメリットです。

そして何より良いのが、「やっぱり独学より断然面白い!」ということです。
先生の生の授業による、対面でしか聞けないようなちょっとしたエピソード。
同じ講義に出席している、同じ志を持った社会人大学生の皆さんたちとの会話。
それはもう、頭の中に入ってる来る情報の量と質が断然違います。なので試験の代わりに提出するレポートも気持ち良いくらいサクサク進みました。

返ってこない採点の催促

通常、レポートを提出すると早くて2~3週間、遅くて1~2か月後にレポートが返ってきます。
レポートの結果を待たなくても科目修了の試験は受けられるのですが、ここで「D(不合格)」だった場合にはもう一度レポートを提出し、再度試験を受け直す必要が出てしまいます。
それはとても効率が悪いので、私はなるべくレポートの結果が返ってきてから(または返ってくるタイミングを見計らって)科目修了試験を受けるようにしていました。

とはいえ、待てど暮らせど一向に返ってこないレポートもいくつかありまして。
その場合は大学事務局に連絡を取りながら返却を待ちましたが、、、返却までの最長記録はなんと1年!でした。
(もともと採点の遅い先生ではありますが、通常の先生の10倍以上のコメントを丁寧につけて返却してくださる先生なので、私も相当気長に待ってましたが・・・)
状況によっては何らかの手違いで提出確認がされてないケースなどもあるので、1か月~2か月経っても返却されない場合は連絡いれた方が安全かと思いました。

いよいよ卒業へ

12月。ようやく自己採点ではほぼすべての科目修了試験をクリアし、卒業に必要な単位取得のめどがついたので、卒業予定届を提出することができたのでした。
(最後の方なんかはものすごい勢いで追加履修届とほぼ同時くらいにレポートを書き始め、テキスト到着と同時にレポート提出する始末・・・ほんとにめちゃくちゃな駆け込みでした)

※(Vol.9)でいよいよ最後かなと思います。またお時間ある時に、お付き合いくださいませ。

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