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罰ゲームでコ〇ドー〇買いに行ったら店員が好きな子だった

罰ゲーム、それは誰しもが経験したであろう人生の山だ。
罰ゲームにも色んな種類がある。例えば何かを奢ったり誰かに告白したりそんな罰ゲームを今俺はやっていた。

〇〇 (クソなんで俺が)

遡ること約5分前俺たち3人は部活終わり帰っているといつものように罰ゲームありジャンケンをしていた。
△△ 「最後まで残ったヤツは罰ゲームでよくね?」
×× 「いいね、てかそれだったら〇〇罰ゲーム必ずウケるじゃん」 
〇〇 「今日は負けん」

俺たち3人はジャンケンをした。結果は俺のぼろ負けでした。

△△ 「やっぱ〇〇って弱いわ」
××  「マジでそれな」
〇〇 「うぜ〜」
×× 「そんなことより罰ゲーム決めようぜ△△」
△△ 「少し待ってろ」

そう言うと2人は俺から少し離れてできる限り小さな声で話していた。
俺はその間どんな罰ゲームが来るか想像をしていた。
まぁ学生の罰ゲームなんて誰かに告白はありそうだがこいつらはそういうの嫌いだから何か奢らされると予想していると話し合いが終わると2人は俺に近づいた。 

×× 「〇〇、今回の罰ゲームは」
△△  「コ〇ドー〇買ってこい」
〇〇 「ん?なんて?」

聞き間違いだろうか?いやまさか△△がコ〇ドー〇買ってこいなんて言うはずがない。
てかあって欲しくない。

△△ 「だからコ〇ドー〇買って来いって言ってんだ
よ」

聞き間違いじゃなかった。

そして今俺はコンビニに向かっていた。
足取りが重いのは気のせいだと感じたい。
ちょうど近くにコンビニがあった。
僕はそのコンビニに入った。

店員 「いらっしゃいませ」

女性店員の元気な声が店内に駆け巡った。
客は俺だけ店員もレジには1人どうやら最悪のタイミングできてしまったようだ。
俺は直ぐにコ〇ドー〇を探し出し手に取りついでにお菓子と飲み物を手に取りレジに向かった。

店員 「ありがとうございます…え?〇〇君?」

女性店員は僕の名前を呼んだ。
僕は彼女の顔を見ると同じクラスの好きな女子の遠藤理子がそこにいた。

〇〇 「遠藤さんなんでここに?」
遠藤 「バイトだよ、ていかコ〇ドー〇って〇〇君って、彼女いたの?」
〇〇 「違うんだよ罰ゲームで買いに来たんだよ」
遠藤 「ふ〜ん」
〇〇 「信じてくれよ」
遠藤 「いや〇〇君イケメンだから彼女とか居そうなんだもん(小声)」
〇〇 「え?なんか言った?」
遠藤 「いやなんでも、ところでさそれ買っても使い道なくない?」
〇〇 「まぁ記念に取っとくよ」
遠藤 「勿体ないからさ使えば?」
〇〇 「いや誰にだよ」
遠藤 「私で良かったらいいよ」
〇〇 「え?」
遠藤 「今日バイト終わりに家に来てね帰り道同じだから知ってるよね?」
〇〇 「うん」
遠藤「あと今日家に家族は帰ってこないよ」 
〇〇 「え?」
遠藤 「家で待ってるね」

遠藤さんはそう言うと会計を済ませ袋に入れた。

遠藤 「お会計1250円になります」
〇〇 「…」
遠藤 「〇〇君?」
〇〇 「あっ…すみません」

俺はサイフを取り出しお金を出した。

遠藤 「2000円お預かりします、お釣りとレシートになります」

遠藤さんにお釣りとレシートを貰った俺は直ぐに××と△△の元に行こうとしたら遠藤さんに言われた。

遠藤 「〇〇君、絶対来てね」

そのあと僕は遠藤さんとコ〇ドー〇を無駄にせずに出来ました

〜完〜




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