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ストーカー 後編
目が覚めたのかは分からないが何となく意識はある。
しかし周りが見えない恐らくだがアイマスクか何かで視界を封じられている。
僕は立ち上がろうとしたが立ち上がれない恐らく縄で体を固定されている。
どうにかしてここから脱出したかったが結局何も出来なかった。
その時だった。扉が開いた音がした。
村山 「あれ?〇〇さん起きた?」
誰かの声がした。
〇〇 「なんで僕の名前を...そもそもここはどこだ?」
僕は口調をいつもより荒らげて言った。
村山 「そんなに声を荒らげたら喉枯れますよ。ここは私と〇〇さんとの秘密の部屋」
〇〇 「はぁ!?いいからここから出せよ」
僕は村山さんを挑発して言った。これがまずかった。
「そんなこと言うんだ...そんな子にはお仕置が必要だよね?」
目には見えないが足音がした。十中八九村山さんだ。
僕が身構える前に体に強い衝撃がした。
〇〇 「グハッ...何を...した?」
村山 「愛のムチだよ」
それからもう1回体に強い衝撃が伝わった。
皮膚はエグれ体からは血が出ているのが分かる。
痛い、痛い、痛すぎる。
村山 「やめて欲しい?」
村山さんは笑っているような口調で聞いてきた。
〇〇 「やめて...欲しい...です」
村山 「じゃあ私のモノになってね」