Liebe macht Menschen verrückt #1
この国に移住してから早3年、時の流れは早いなと感じている。
俺〇〇は父親の仕事の関係でドイツに移住することになった。
最初は知らない文化や言語の壁でなかなか上手く友達も出来なかったが3年間必死にドイツ語を覚え今や友達も沢山いる。
ただ1つ悲しいのは学校にアジア系の方がいないことだ。
?? 「〇〇!」
〇〇 「was ist lost Willy?(なんだよヴィリー)」
今俺の名前を呼んだのはヴィルヘルム ヴィンター(Wilhelm Winter) 愛称ヴィリー(Willy)この国に来て初めての友達で今では大親友だ。
ヴィリー 「Wissen? Sie Offenbar kommt heute ein Transferstudent aus Japan(知ってるか?今日日本から転校生が来るらしいぜ)」
〇〇 「Ist es wahr? Willy (本当かい?ヴィリー)」
ヴィリー 「Glaubst du, ich würde lügen? (俺が嘘をつくと思うかい?)」
とりあえず俺たちはギムナジウム(日本で言うところの中高一貫校)に行き教室でホームルームを待っていた。
シュナイダー「Hast du gehört?〇〇, die Transferstudentin scheint ziemlich hübsch zu sein(聞いたか〇〇、転校生かなりの美人らしいぞ)」
隣の席のローベルト シュナイダー(Robert Schneider)が転校生の話をしてきた。
〇〇 「Das ist richtig(そうなんだ)」
俺は転校生には興味はない。
…そう思ってた。
先生 「Ihr nehmt eure Plätze ein, ihr wisst es sicher, aber ein Transferstudent kommt. Komm herein(お前ら席つけ、知ってると思うが今日転校生がきます。入って)」
先生は廊下にいる転校生を呼び出した。
?? 「Sorry for the English, my name is Hikaru Morita. thank you(英語ですみません、私の名前は森田ひかるです。よろしくお願いします)」
彼女の顔を見て驚いた。なぜなら彼女は日本にいた時の幼なじみだったからだ。
〜続く〜