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普段はクールだけど俺には甘々な彼女

✕✕ 「お前ってほんとに変わり者だよな」

✕✕と弁当を食べている時急に言われた。

〇〇 「なにが?」

✕✕ 「付き合ってる相手だよ」

○○ 「あぁ夏鈴のこと?」

✕✕ 「そうだよ」

✕✕ 「言っちゃ悪いがよく付き合えているよな」

○○ 「え?」

○○ 「なんで?」

✕✕ 「いや藤吉さんって誰にでも覚めてる感じじゃん」

○○ 「まぁ確かにね」

✕✕ 「藤吉さんがお前に甘えている姿とか想像できないわ」

○○ 「ほんとは人懐っこいけど恥ずかしくてなかなかうまく絡めないだけなんだけどな」

✕✕ 「ほんとかよ」

藤吉 「なんの話をしてるんの?」

✕✕と話していると夏鈴が話に入ってきた。

○○ 「夏鈴」

藤吉 「なんか私の名前が聞こえた気がしたけどどうしたの?」

どうやら聞こえていたらしい。

藤吉 「何の話してたの?」

再度藤吉が✕✕に聞く。

✕✕ 「えっと…その…あっ!授業が始まる急げ!」

✕✕は急いで弁当をしまいどこかに走って消えた。

○○ 「まったく」

藤吉 「で?どんな話してたの?」

○○ 「帰るときに話すわ」



藤吉 「あいつ…」

○○ 「落ち着いて」

帰っている時夏鈴に✕✕が話していたことを告げると夏鈴は明らかに不機嫌になった。

藤吉 「そういうことは私に言ってよ」

○○ 「それはそう」

藤吉 「しかもさ私が冷めてるって…」

○○ 「まぁ夏鈴はおとなしいからな」

藤吉 「そうだ今日私の家来てよ」

○○ 「いいけど」

俺たちは夏鈴の家に行く。
家に着くと誰もいなかった。

○○ 「あれ?親は?」

藤吉 「今日は仕事」

○○ 「そうなんだ」

藤吉 「うん」

お互い靴を脱ぎ夏鈴の部屋に入る。
相変わらずいい匂いがする。

○○ 「ところでなんで急に家に呼んだの?」

藤吉 「それは…」

夏鈴は俺に抱き着いた。

藤吉 「○○に甘えたかったから」

○○ 「学校でもその姿見せたら?」

藤吉 「それは無理…」

藤吉 「ねぇ○○」

○○ 「なに?」

藤吉 「抱っこして」

○○ 「それは無理かな…」

藤吉 「いいから」

○○ 「分かった」

俺は力尽きるまで夏鈴を抱っこした。
正直重いがそれは言わないように我慢した。

○○ 「もう限界」

藤吉 「早くない?」

○○ 「さすがにね」

藤吉 「じゃあ○○」

○○ 「なに?」

藤吉 「一緒に寝よ?」

○○ 「え?親は大丈夫なの?」

藤吉 「大丈夫しょ、さっ」

夏鈴はベットを指さし一緒に寝るように言った。
俺は我慢できず夏鈴と一緒に寝てしまった。

起きたのは8時頃だった。

ちゃんと夏鈴の親は帰ってきていて二人とも状況説明を求められました。

~完~


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