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プレゼント

クリスマス、それは誰もが楽しめる日(非モテは除く)。
彼氏彼女がいる人は彼氏彼女と楽しく過ごし子供はクリスマスプレゼントを楽しむ。そんな日だ。

〇〇 「暇だな」

クリスマスの日俺はひとりでお酒を飲んでいた。
いや別に彼女がいないってわけじゃない。
ただ彼女とは遠距離恋愛中で中々会えない。
去年のクリスマスも通話しながらクリスマスパーティをした。 
ただ今年は彼女が予定があるらしく電話すらせずひとりでお酒を飲んでいた。

〇〇 (今年はクリぼっちか、初めてクリぼっちのやつの心がわかった気がするわ)

俺は少し悲しくなり普段は飲まないハイボールなども飲んだ。
そのせいか普段よりも早めに寝てしまった。


〇〇 「頭痛い」

完全に二日酔いで目が覚めた。
俺はとりあえず服を着替えリビングで朝食を食べようとリビングに向かおうとしたが玄関のチャイムが鳴る。

○○ 「なんだろ」

俺はインターホンをみるとク〇ネ〇ヤ〇トの配達員が居た。

配達員 「ク〇ネ〇ヤ〇トです」

○○ (何か頼んだっけな)

俺はとりあえず玄関を開け荷物を受けったのだが…とても重い。
まるで人間が入ってるんじゃないのかと思うくらい思い。

○○ 「え?なにこれこんなに思いの頼んだっけ?」

とりあえず俺は宛先の書いてある紙を見たが何も書いていなかった。

○○ 「なんだよこれ」

俺はとりあえず段ボールをリビングに運びガムテープを剥がす。

ガムテープを剥がし段ボールの中身を見る。
そこにいたのは遠距離恋愛中の森田ひかるが居た。

○○ 「え!?ひかる!?」

森田 「あ~辛かった」

そう言いながらひかるは段ボールから出る。

森田 「おはよう○○」

○○ 「おはようひかる」

○○ 「なんでク〇ネ〇ヤ〇トの配達でひかるが出てくるの?」

森田 「え?クリスマスプレゼント」

○○ 「??何を言ってるの?」

森田 「いやさ去年のクリスマスプレゼントは普通のお互い送ったじゃん」

○○ 「だね」

森田 「なんかそれだとひねりがないからさ何かしたくて三日前に考えて実行したの」

○○ 「よくバレなかったね」

森田 「まぁね」

褒めてない。決して褒めてないが…なんか幸せそうだから言わないようにした。

○○ 「で?なんのよう?わざわざ三日かけてここに来たんだからそれなりの理由があるんじゃない?」

森田 「え?なんにもないよ」

驚いた。まさかノープランだったとは…

○○ 「えぇ…」

森田 「まぁ強いて言うなら○○へのクリスマスプレゼントかな」

○○ 「え?」

森田 「だって最近○○忙しくて通話もなかなかしてくれなくてさ」

森田 「だから私で癒されてね」

俺は最高のクリスマスプレゼントが送られてきたなと思いました。
後のことはご想像にお任せします。

~完~





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