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生徒からの...

〇〇 「はぁ」

俺〇〇はここ私立櫻高校の先生をしているのだが最近悩みがある。
それは1人の女子生徒からのセ〇ハ〇が酷いことだ。
いや、セ〇ハ〇と言うほどのセ〇ハ〇では無いのだがなんというか腹立つ。 

そして俺は今日も今日とて生徒からのセ〇ハ〇を受け疲れきっていた。

谷口「〇〇先生大丈夫ですか?」

俺が大きなため息をついていると同期の谷口先生が心配してきた。

〇〇 「谷口先生、大丈夫ですよ。生徒からのセ〇ハ〇が酷いだけですよ」

谷口 「森田さんのこと?大丈夫よあの子優しいからいじってるだけでしょ?」

〇〇 「そうなんですけどね疲れますよ」

谷口 「森田さんの担任でしょ?そこは〇〇先生の力量ですよ」

〇〇 「ですよね」



次の日

森田 「おはよう○○先生」

〇〇 「おはようございます森田さん」

森田 「ところでさ、先生は生徒の中で好きな人いる?」

始まりました。森田さんのセ〇ハ〇大会。
これが始まったらチャイムが鳴るまでは基本何もできません。

〇〇 「生徒を好きになることなんてありません」

森田 「え〜?ほんとですか?じゃぁ先生の中で好きな人は?」 

〇〇 「いませんよ」

森田 「ほんと〜?最近やたら谷口先生と絡んでるのよく見ますよ」

〇〇 「どこの誰のせいだと思ってんだよ(小声)」

森田 「何か言いました?」

森田さんは煽るように言った。

〇〇 「何も言ってないよ」

キーンコーンカーンコーン

森田さんにセ〇ハ〇されているとちょうどチャイムが鳴った。

〇〇 「ほらなったから席につきなさい」

森田 「チェッ、つまんないの」

〇〇 「はいはい、大人しく席に着いてください」

そう言うと森田さんは大人しく席に戻った。

田村 「ひぃちゃんさ最近〇〇先生にちょっかいかけすぎじゃない?」

森田 「だって〇〇先生いじるの楽しいんだもん」

田村「せいぜい怒られないようにな」 

森田 「分かってるって」



朝のホームルームが終わり直ぐに自分のクラスの授業なので直ぐに準備を済ませ授業開始のチャイムを待っていた。

森田 「浮かない顔して何してるんですか?」

また絡んできたよこの人。

〇〇 「授業開始のチャイムを待ってるだけです」

森田 「ほんとですか?本当は女子生徒を見てるだけなんじゃないんですか?」

〇〇 「違います💢」

俺は珍しくイラつきながら答えた。

森田 「ところで先生はどんな子がタイプなんですか?」

〇〇 「答えなきゃダメなやつ?」

森田 「もちろんですよ」

俺は少し考えて言った。

〇〇 「背が高くて優しい子がタイプかな?」

森田 「あっ〜惜しい、優しいまではあってたのにな」

〇〇 「どこがやねん。じゃあ逆に聞くけど森田さんは?」

森田 「先生、セ〇ハ〇で訴えますよ」

〇〇 「いつもお前がやってることやんけ」

森田「冗談ですよ。そうですねいじりやすい人がタイプです。〇〇先生みたいに」

〇〇 「はいはい、そんな素敵な人を見つけてね」

森田 「近くにいますね」 

〇〇 「は?」

森田 「私〇〇先生が好きなんですよ。だから付き合ってください」

〇〇 「いやそれは…」

森田 「ダメなんですか?」

〇〇 「バレたらまずいだら」

森田 「私はいいですけどね」

森田 「早く決めて…」

キーンコーンカーンコーン

森田さんの話を遮るようにチャイムが鳴った。

森田 「タイミング悪いな…まぁいいや今日の放課後までに答え出しといてくださいね」

そう言うと森田さんは席に戻った。
その後授業をしていたが完全に上の空だった。

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