隣の君は 後編
いろいろあったものの私たちは無事ショッピングモールに着くことに成功した。
○○ 「いろいろあるな」
森田 「そうだね」
○○ 「どこか行きたいところとかある?」
森田 「服見たいかも」
○○ 「そっか、じゃあ身に行こうっか」
そう言うと私たちはすぐ近くの服屋に入った。
○○ 「結構いろんなジャンルの服があるんだな」
森田 「ほんとだね、試着するからさ○○感想よろしく」
○○ 「わかった」
そう言うと私は自分がかっこいいなとかかわいいなとか思った服を片っ端からカゴに入れ試着室に入った。
森田 「○○君覗かないでね」
とりあえず私は〇〇君に注意をした。
○○ 「覗かないわ!」
森田 「ほんと~」
○○ 「ほんとだわ!」
そう言われてしまったので私はおとなしく試着することにした。
森田 「どう?」
私はジージャンを試着して○○君に見せた。
○○ 「いいじゃん、ひかる可愛いけどそう言う感じの服着ると一気にかっこよくなるね」
森田 「あっ…ありがとう」
○○ 「あと何着くらい?」
森田 「えっ…えっとねあと二着」
○○ 「わかった。てかひかるなんか顔赤くね?」
森田 「え?…そんなことないよ」
とりあえず私は試着室に戻った。
森田(かわいい?私が?)
私は試着室にある鏡をみた。確かに私の顔は赤くなっていた。
私は○○先ほどの発言で完全に恥ずかしくなっていた。
とりあえず私は次の服を選んで着て試着室のドアを開けた。
森田 「どう?」
私はフリルのワンピースを着て○○君に見せた。
○○ 「いいね、服の可愛が相まってよりひかるが可愛く見えるよ」
森田 「あっ…ありがとう」
○○ 「次の服は?」
森田 「もういいです」
○○ 「?どした?」
森田 (○○君のせいですですけど!)
森田 「買いたい服決めたから」
○○ 「そっか」
私は試着室にもどり元の服に着替え服を買った。
森田 「次○○行きたいところ決めて」
○○ 「ゲーセンいこうぜ」
森田 「いいね」
私たちは一つ上の階のゲームセンターに足を運んだ。
○○ 「これやろうぜ」
○○くんは格闘ゲームを指さした。
森田 「いいよ、負けないからね」
○○ 「負けたやつはアイス奢りな」
森田 「うわ、負けられないやつじゃん」
絶対に負けられない戦いが始まった。
結果は…
森田 「負けた~」
○○ 「よっしゃあ」
森田 「アイス奢ればいいんだよね?」
○○ 「うん」
森田 「わかったよ」
○○ 「とりあえずダブル頼むわ」
森田 「お金なくなるって」
私たちは同じ階のフードコートに向かいサーティワンアイスクリームを買った。
○○ 「やっぱり勝負の後のアイスはうまいな」
森田 「次は負けないからね」
そのあと私たちは2時間くらい遊んで帰ることにした。
帰り道○○と雑談をしていると○○が急に話題を変えた。
森田 「楽しかったね」
○○ 「だね…ひかる最後に一つ言い?」
森田 「なに?」
○○ 「ひかるが好きだ。だから俺と付き合ってくれ」
森田 「えっ…うれしい。私で良かったら」
○○ 「やった!」
次の日授業をしているとまた○○君が寝ていた。
○○ 「zzz」
森田 「ちょっと○○君起きて」
私は○○君を起こそうとしたが○○君は起きなかった。
私は起こそうとしていると先生が近づいてきて教科書を〇〇君の机に力強く叩いた。
先生 「○○!起きろ!」
○○ 「あっ、先生おはようございます」
先生 「おはようございますじゃないんだよ!何回寝れば気が済むんだよ」森田 「アッハッハッハッハッ」
やっぱり○○君はほんとにおもしろいや。
~完~