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挑戦を止めない

フランスで挑戦する日本人

連日のコロナニュース。
世界経済はリーマンショック以上の打撃を確信し、日本も同様で緊急事態宣言は解消しつつも今後予想される120万人の労働者解雇ということに驚いている。
混沌とすればするほど、出口の無い状況下に体力と心力を削がれていると思う。
ただそんな中でも挑戦を止めない方がいる。

うしろシェフ(Hiroyuki Ushiro) さん

彼を知ったのは、奥様から届いたメッセージからだ。
26歳からフランスに渡り、6年間本場でフレンチを提供してきたプロだ。
次の舞台へ行こうとした矢先、世界を苦しめるウィルスのせいで挑戦を中断せざる負えない状況に陥ってしまったという。

自分も海外にて経営をはじめ、海外人財に逃げられてしまい挑戦を止めた過去があったので、奥様の頼みを快く引き受けることにした。

うしろシェフとの出会い

その数日後、うしろシェフからメッセージが届いた。
微力な支援にも関わらずとても温かいメッセージを頂き、
心底彼のことを応援したいと思った。

多分ではあるが、とても悔しい思いをしているはず。
奥様と二人の子を守る父親として。
料理人としての夢と生活、天秤に掛けなければいけないことは明確だった。
抗えないこの状況下で自分であればフランスから日本に帰ってくると判断したかもしれない。

ただ彼は挑戦を止めなかった。

全てを守ること、その上で残ると考えた彼の勇気に尊敬した。

日本の良さを伝道する者

常々、海外にいたころ現地の人間から日本人の良さを聞く機会があった。
実際に日本人が施工した道路はSNSでバズるほどのクオリティーがあって、ヨーロッパでは勤勉さを称賛されている。
別の友人はこの状況下でも自分の会社を守る為、海外に残る選択をした人間もいる。
また自分はサッカーが大好きなのだが、最近では自己主張に乏しい日本人が我を持って世界で戦う姿を見てきたし、商社の方が開拓していくことも見てきた。

もともと国内市場が出来上がっていて、海外から見ても巨大なマーケットだった日本だからこそ、海外より自国を見るケースが多かった。
結果今になり、海外の状況から遅れを取り出している状況にもある。
決して奢ってはいけない状況であって、今後の50代までの世代は海外を主戦にしていかなければいけない。

その時に開拓をしてくれている人を忘れてはいけない。

うしろシェフのように世界で戦う人間は必要で、彼のような人たちがいたからこそ、日本人は評価されてきたのだとつくづく実感した。

良き友人として、尊敬する

彼がフランスにとどまった理由。
それは
”料理で世界を繋ぎ笑顔が絶えない世界にしたい”
この想いがあるからだ。

メッセージをくれた彼はこうも言ってくれた。

出会えて本当に良かったと。
この言葉を2通のメッセージの後に言えること。
人を信じるという素直さがとても温かかった。

夢を見て、苦渋の決断をして、人知れず苦労をしているだろうが
人を想う気持ちがあるということは素敵だと思う。

また別の話にはなるが、教育現場に従事する秋田さんと話す機会があった。
彼が僕に教えてくれたのは「SNSは危険であり、時に人を疑心暗鬼にし、若年層は悪い罠にかかる傾向がある。ただしその逆もあり、素敵な思想、行動、活動をしている方と繋がれば禁止よりも推進することが有意義ではないか」ということだ。

まさにうしろシェフに出会えたことを感謝しているし、SNSが無ければ奥様からのメッセージも来なかったわけだ。
常々、まだまだ開拓していける世界があり、自分自身の成長を感じている。

最後にウォルトディズニーの名言を贈る。
夢をかなえる秘訣は、4つの「C」にまとめられる。それは、
「好奇心」「自信」「勇気」そして「継続」である。

挑戦を止めない異国にいる友人の活躍をせつに願う。

もし宜しければフランスの友人うしろシェフに支援をお願いいたします。
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フローリスト堀祐次郎
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