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詩たち。

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てぬぐい

てぬぐい

てぬぐいを持って
今日はピクニック

お母さんに握ってもらった
しおおにぎり

ぼくが握った
ツナマヨおにぎり

どっちを先に

食べようかなぁ

【歌詞】夏の乙女

【歌詞】夏の乙女

やったー、夏が来た  
今度こそ僕らの季節だ  
青空が輝く、胸がウキウキするよ  
待っていたよ、だーりん

夏の乙女、風に揺れて  
僕らの季節を謳歌しよう  
心も体も、全開にして  
この瞬間を楽しもう

太陽が高く昇ると  
街が明るく染まる  
ビーチでの波の音が  
心に響くメロディー

さぁ、手を取り合って  
この瞬間を感じよう  
笑い声が風に乗って  
遠くまで届くように

もっとみる
るるる

るるる

るるる

聴こえる

はてなな音楽

たらら

鳴らすは

びっくり音楽

風の音を切って痛快に

届けと願う

あなたのもとに

夏のせいにして

夏のせいにして

あのときの夏は

目まぐるしく

すぴーでぃーに過ぎていった。

今はもう

レコード盤みたく

振り返るのにも一苦労する

思い出になってしまったけれど

それでもやっぱり聴いてしまうのは

最高の夏だったから

なんだろうなぁ。

街の灯り

街の灯り

見たことのない景色を

ひとりで見るより

いつもの景色を

ふたりで見たい。

朝焼けも夕焼けも綺麗だけれども

買い物帰りの

街の灯りでさえ

君となら

綺麗に見えるんだ。

すべて

すべて

貧乏ゆすりも

垂らした醤油も

すべて誰かのためになっている。

あなたの側

あなたの側

やっぱり

あなたの側がいい。

祈ってるだけじゃ、

物足りないよ。

鱗

蝶さんが飛んでいるよ

ぼくも飛びたいな

鯉さんが泳いでいるよ

ぼくも泳ぎたいな

冷たい水の中、鱗をひらりひらり

纏わせながら

十二単のごとく

僕なりの美しさを見せて

あなたのもとへ

泳いでゆくよ。

ポンコツ

ポンコツ

きっと

不幸も幸せも

何も変わらない。

しあわせなのは、定規がポンコツなだけさ。

パン

パン

匂いがして
暇だから
騒ぎ立てて
音に触れて

言葉足らずな
愛と恋の証明を
なんとかしてみる

はぁっと吐いた息に
色はなく、
森の中ですっかり消えていく。

パンが膨らむように
ぽっこり出たお腹。

可愛いなぁって思えるのは
間違いなくあなただからで。

とても愛おしいと思う。

とても愛おしいと、思う。

きょうは晴れている!

きょうは晴れている!

暑いったらありゃしないけど

きょうは晴れている!!

きょうは晴れている!!

【歌詞】ふらり

【歌詞】ふらり

ふらり

飛んで。

ふらり

呼んだ。

ふわり

声が届きました。

それはいつも

通りの柔らかな匂いのする

声でした。

とおーせんぼ

はしなぁいで

たーんぽぽ、

になって

飛んでゆけば

あなたの街へ

いけるかなぁ

あーあ

どうにか

どうにか

その瞳で、

僕を誘惑しないでくれ。

これ以上、

愛してしまったら

どうにかなりそうなんだ。

この気持ちを

この気持ちを

この気持ちを何に例えよう。

甘酸っぱいイチゴ。

よく蒸した甘栗。

うーん、

例えるのが間違いかもしれないね。

きっとひたすらに伝えればいいだけだ。

君が好きだ、と。