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【中学受験】入塾テストで上位クラスに入るために親ができること

息子は現在小学5年生で、SAPIXのα(アルファ)クラスに通っています。中学受験の勉強を本格的に始めたのは3年生の2月で、最初は日能研に8ヶ月通った後、SAPIXに転塾しました。(転塾の経緯は次の記事でお話しします)
我が家が行った入塾テスト対策についてご紹介します。

【こんな人に読んで欲しい】
・小学1~3年生の子供がいて、中学受験塾の入塾テストを受ける予定
・入塾時、上位クラスからスタートしたい
・日能研の入塾テストの受験を検討している


塾選びと日能研

日能研を選んだのは、家から一番近い大手塾で、近隣の塾の中で一番合格実績が良かったからです。SAPIXは電車で1時間弱かかり、かつ一番近い校舎は4年生から入塾できる枠がなかったので、候補に入れませんでした。

通っていた日能研の4年生コースは東京都内で、成績上位からM2クラス、M1クラス、Aクラスの3クラスでした。

息子が入塾できたのは真ん中のM1クラス。最上位クラスには入れなかったのですが、学校の勉強だけしかしていないと、普通はAクラスの入塾になってしまうと思うので、少し上のクラスからスタートできて、まずまずの滑り出しだったと思っています。

上位クラスを目指す理由

日能研で実施されるテストは共通問題とクラス別の問題の2部構成になっています。共通問題はMもAも共通ですが、クラス別問題は別の問題になっており、Aは簡単な問題を解くことになります。つまりAクラスでは応用力が必要な試験への対応力を養えなくなり、志望校も下位ランクの学校しか狙えなくなるのは明らかでした。

もちろん、Aで好成績を取ればMに上がる事もできますが、息子がいた8か月間にAからMに上がった子は、30人程度のAクラスから5名以下。なかなかの狭き門だと思います。

日能研の入塾時には、上位クラスからスタートすることが有利だと実感しました。これは中学受験指南本でもおススメされていて、その通りだと思います。

低学年からの取り組みですが、使った教材と意識して取り組んだことをまとめます。

学習面の取り組み

基礎学力

使用教材:四谷大塚「はなまるドリル」
2、3年生の自宅学習の中心においていました。はなまるドリルのお陰で、Mクラスからのスタートだった可能性が高いです。四谷大塚の教材ですので、内容的にもまとまっており、親も学習面でのサポートがしやすかったです。

教科別対策

国語系
●ぶんぶんドリム(通信教育)
国語が苦手だったのでやらせてみたのですが、本人は残念ながら乗り気ではなく・・2年生の1年間やって辞めました。正直、うちの子に効果があったかは分からないですが、教材は子供のやる気を引き出すような内容で素晴らしい物でした。

算数系
●ソロバン
2年生から近所のそろばん塾に通い始めて、入塾まで続けました。このソロバン塾のおかげで、暗算はものすごく早いです。仲良しの友達も通っており、先生との相性もよくて楽しかったようで、どんどん進級しました。やらせて良かった習い事です。

入塾対策

●中学受験 入塾テストで上位クラスに入るスタートダッシュ(国語・算数)
全て解ききれなかったのですが、入塾テストの形式を知ることで、問題傾向の把握ができました。

学習環境の整備

毎日の学習習慣

平日週4日は友達と公園で遊んでいました。そのため、帰宅後は必ず宿題と自宅学習をするように促していました。自宅学習をしなかった時は「勉強は歯磨きと同じ。毎日しないと気持ち悪いでしょ?」と言い聞かせ、低学年のうちに自宅学習の習慣の定着を身につけさせました。

勉強スペースを整える

勉強スペースをリビング横の部屋にしました。リビングと引き戸で仕切れます。寂しがり屋なので、自分の部屋をリビングから離れた場所においても、一人では勉強しないと思ったからでした。大型の勉強机と本棚を置き、リビングにも家族共通の本棚を設置。本や学習漫画、図鑑を手に取りやすいようにしました。

知識を広げる環境づくり

リビングに世界地図と日本地図を貼ったことで、国内外のニュースで地名をすぐに確認でき、社会の勉強にも役立ちました。地球儀も持っていましたが、回さないと見られないし、ホコリをかぶってしまって掃除が大変で、結局捨てました。

思考力育成・ボードゲーム遊び

幼児の時から知育の一環として、ボードゲームで一緒に遊びました。すごろく、トランプ、人生ゲーム、オセロ、ダイヤモンドゲーム、カタン、ブロックス、将棋などです。集中力や、勝つための戦略を考え出す力が養われました

以上が入塾時に上位クラスに入るために我が家がやったことです。次回は日能研入塾8か月後にSAPIXへ転塾を考えたきっかけについて、書きたいと思います。


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