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【中学受験】転塾 日能研⇒SAPIX ①

日能研に通っていた息子ですが、小学校4年生の10月に親子で話し合い、翌月にSAPIXへ転塾をすることに決めました。大きな決断でした。


ノートのご褒美

入塾当初は日能研でのクラスの成績は中の下くらいの位置でしたが、親が介入し、社会以外の成績も徐々に伸びてクラスの3位の成績になりました。

日能研ではテストの成績が上位1から3位までの子供はノートがもらえます。
ノートには「よくできました」という文字と息子の名前が書いてあり、息子もノートを貰ってとても嬉しそうでした。

・・だけど、この3位を取ってからというもの、その後の試験では一向に1位にも2位にもなれることなく、数か月間ずーっと3位にステイ。もらったノートだけが自宅に溜まっていくという状況になりました。

できれば1位を取ってさらに飛躍してほしかったのですが、どことなく息子も成績優秀者であることと、3位の現状に満足している様子があり、成績や息子の立ち位置が固定されてしまいそうで、私自身もこの状況に危機感を感じ始めました。

夏前の個別面談

そんな危機感を感じた矢先、塾との個別面談で違和感を感じることがありました。そのころ「日能研の問題演習量が少ないのでは」と疑問をもっていたこともあり、夏休み前の面談で質問をしました。

先生は「塾の問題集(栄冠への道)をとにかく繰り返してください」との一点張り。もう少し問題演習をさせて上位クラスに上げてあげたいと思っていたのですが、あまり参考になるアドバイスはありませんでした。

まあ日能研以外のテキストを推奨できないのだとは思いますが、息子の成績UPの突破口がこの面談で得られなかった・・というのが残念でした。

週刊ダイヤモンドの記事

塾に対するモヤモヤを抱えたまま10月に入り、週刊ダイヤモンドを目にしました。

この雑誌の中では、首都圏の中学受験塾が詳細に比較されていました。
特に4大塾(SAPIX、日能研、早稲アカ、四谷大塚)の比較や立ち位置について
分析がされており、非常に充実した内容だったのですが・・
合格実績などで現在は、SAPIXが頭ひとつ抜けていることがわかり、わたしも夫も、あまりにも明白な事実にショックをうけました。
日能研は中堅校には強いが、上位の学校を狙っていくにはSAPIXに入塾させるのが一番手堅い。それは歴然とした事実でした。

日能研に入れたのは、自宅から通いやすく、近隣の塾の中では一番合格実績がよいという理由のほかに、夫がかつて日能研出身で中学受験をしたということもありました。

夫の成功体験があり、息子も同じ日能研に入れたものの、夫が中学受験をした30数年前とは中学受験の世界も大きく様変わり。
より上位を狙うならSAPIXしかない状況になっていたとは知らず、この記事を読んだ後、私たち親のモヤモヤはピークに達しました。

次回につづく・・




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