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景観×体感覚=擬似相関
午後8時。いつものスーパーへ向かう。歩いていく。自信過剰のAIと絶望感からの現実逃避で、外に出たい気分だった。外では、金環日食のように月が輝いていた。路面のレストランの歓談が、空気砲のように届きそう。それにしても、6月なのに、ダイヤモンドダストのように冷たい空気だ。ふと、中年太りの男とすれ違う。男が今ニップレスをしてたら面白いなと妄想する。街を歩けば我々は何かを認識してしまう。今認識できる景観や体感覚は自分の深い内面性の疑似相関なのか。そんなことを思いながら今日もスーパーに夕食を買いに行く。