見出し画像

【ZINE BLOOM 〜めくるめくZINEの世界〜】

・開催期間:11/22〜12/1 ※最終日は17:00迄
・場所:みらい長崎ココウォーク5階イベントスペース

 へ、参加させていただくことになりました。
 これまでとは変わった形のお披露目会は多少なりともわくわくします。

 今回は2作品の予定です。

 文学フリマ福岡10に合わせて製作した創作短編小説『幽霊花/朱墨』、

今年2月のイベント【UNI×MAKI×ZINE2024】の時期に編集、製本、そして加筆修正した第2刷
『ちょっと長めのショートショート メロンソーダとぼく』

 今年5月に、私が私たる由縁のある本屋・ウニとスカッシュさんの実店舗の営業は不定期になりました。作品のお披露目イベントであったUNI×MAKI×ZINE、ひと箱本屋、委託販売など、無名で何も実績の無い私にも寛容寛大でいつも快くお迎えしていただいておりました。いまも引き続きお取り扱いのある作品があります。
 非常にありがたいことです。
 奇跡とも呼びます。
 私はずっとこの奇跡に乗っかってきました。
 たくさんのご縁があり、今まで一人きりで作っていたものが、気づけば自分の知らないところまで届いていたりしています。
 それから今回のBLOOMです。
 作品制作のきっかけがウニとスカッシュさんであるなら、作り続けられているのはBLOOMの主催であるmakijaku製作室さんのおかげです。お会いするたびに変わらないキュートな笑顔。荒れ狂うこの世に舟を出し帆も無く揺られ、されども沈まず。私はお店も人柄も、makijakuさんのようになりたいと常々思います。
 さて、今回もmakijakuさんの作る奇跡に乗っかってゆきます。
 いくぜ! このビッグウェーブを!
 よろしくお願いします。

芽論阿智

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
短編『幽霊花/朱墨』 芽論総太
私は母に望まれなかった。
幼くして実の両親に捨てられた千寿郎は、養父を亡くしたことをきっかけに故郷を去った。行き場の無い千寿郎に手を差し伸べたのは幽霊絵師を名乗る男・宮。そのまま二人は代わり映えのしない生活を送っていたがある日、宮が姿を消す。繰り返す夢、彼岸の霊。そして──惨劇はふたたび甦る。『幽霊花/朱墨』、飛行機乗りの瞬きの生を描いた『シャル・ウィー/ブルー・スモーカー』、他短歌を収録。

『幽霊花/朱墨』表紙イラスト

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ちょっと長めのショートショート
『メロンソーダとぼく』 芽論阿智

少年たちの元には毎年ロボットが届き、シュガースノウの時期には市長がケーキを作り、夢を諦めた画家は画廊になり、偉大なる小説家・芽論との文通が始まる。短いお話の集まりです。

『メロンソーダとぼく』表紙イラスト


いいなと思ったら応援しよう!