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【連載小説】アヘアヘキングダム 3rd Season Story 57

<Dialog Neesou and Koyuki   ネーソーとコユキの会話
ネ:コユキおはよう(´◉◞⊖◟◉`)
コ:ネーソーさん、おはよう(´雪ω雪`)
ネ:よー眠れたか?
コ:うん。ありがとう。
ネ:昨日だいぶ疲れてたもんなw
コ:そうだねw ご飯食べてすぐ寝ちゃった(´雪ω雪ヾ
ネ:ま、今日は1日ゆっくりのんびり過ごせばええよ。明日もまた仕事だしな。
コ:うん。
ネ:(´◉◞⊖◟◉`)b
コ:・・・ハルトと、お互い思ってること、話せた。
ネ:そか。
コ:うん。前に進んでいこうって思えた。きっとハルトも。
ネ:ならよかった。
コ:ネーソーさん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
ネ:いいって、そんな改まらんくてw
コ:私、ネーソーさんに助けてもらってばっかりで、何1つ、お返しできてなくて・・・
ネ:だから!!いーんだってそんなんw
コ:よくない( `³´) 
ネ:あんさ、家族や仲間のために何かするって時に、理由なんかねーだろ?見返りなんて求めねーだろ?そいつだからそーするってだけでさ。俺っちがしたいからしてるだけなんだよ。
コ:まぁ・・・うん。
ネ:ラキアパイセンも言ってたじゃねーか。「世のため人のために役立つ人間になるには、まずは自分っていう土台をつくんねーと」って。コユキはまさに今その土台を作ってんだから、そこはこっから考えればいーんだよ。
コ:うん。
ネ:あと、俺っちに直接お礼しようとか、思わんでいいからな。その思い自体は素晴らしいしありがてーけど、それはコユキがこれから出会う人たちに向けてほしい。仕事仲間とか、友だちとか、後輩とか・・・まー誰でもいーけどさ。自分にとって大切なひとたちが、困ってたりツラかったりしたときに、声を掛けたり、手を差し伸べたり、してやってほしい。それが俺っちへのお礼になっから。
コ:それはもちろんするけど、ネーソーさんにもお礼する!( `³´) 
ネ:コユキも頑固だねぇ(´◉◞⊖◟◉`)ニャハハ
コ:だって、気が済まないんだもん( `³´) 
ネ:まー期待しないで待っとくわw
コ:・・・だからね、そろそろかなって。
ネ:お?
コ:ひとり立ち。
ネ:・・・そか。
コ:うん。いつまでもネーソーさんに甘えていられない。
ネ:ま、無理するこたーねーぞ。体調とか、仕事とか、気持ちとか、その辺考えてな。金貯めるためにもうしばらくいるとか、全然おっけーだから。
コ:うん。ありがと。
ネ:そしたら、コユキが出ていく前に、もー1こ早めにやっとかないといけねーな(´◉◞⊖◟◉`)
コ:もう1こ?(´雪ω雪`)
ネ:やりたいこと、あったじゃねーかよ。書いただろ?
コ:(´雪ω雪`)??
ネ:ミライのお墓を作る!!
コ:あ・・・!
ネ:忘れてんじゃねーよwww
コ:いや、忘れてはないけど・・・w
ネ:俺っちさ、この前おぬこのイベントで思ったことがあってさ。
コ:うん。
ネ:みんな30代になって、環境もいろいろ変わって、仕事とか家庭とかあるし。前みたく気軽に集まるのは難しくても、いざとなったらあーやってみんな来てくれんだよな。
コ:ネーソーさんの人徳だね(´雪ω雪`)ウン
ネ:そんなタイソーなもんじゃねーけどw だからさ、コユキがミライのお墓を作りたいってなったら、またみんな集まってくれると思うんだよな。もちろん、アイツらだけじゃなくて、ミサキ先生とか、ピイコとか、ねこかんてんの2人とかも呼んでさ。
コ:えー・・・でもなんか悪い気が・・・
ネ:まーだそんなこと言ってんのかコユキ!!( `皿´) っんと、オメーはそーいうとこがダメなんだよ!!( `皿´)
コ:・・・すいませんw
ネ:少人数でお墓作って、なんかしんみりしちゃうのもアレじゃねーか。せっかくなら、みんなで集まってワイワイやった方が楽しいだろ?
コ:うん。
ネ:あとよ、俺っち、個人的にみんなで集まってやりてーことがあんだよ。
コ:やりたいこと?(´雪ω雪`)
ネ:ま、それは当日のお楽しみっちゅことで(´◉◞⊖◟◉`)ニャハハ とにかく!!メンツ集められるだけ集めて、ミライのお墓作るぞコユキ!!
コ:・・・拒否権はありますか?w
ネ:なんで拒否すんだよ!!( `皿´) オメーがミライのお墓作りてーって言ったんじゃねーか!!( `皿´) むしろ喜べよ!!( `皿´)
コ:いや、嬉しいけど・・・こんな大事になると思ってなかったからw
ネ:ミライのお墓を作るのはハナからおおごとなんだよ!!( `皿´) 文句いうな!!拒否権無し!!これはもう決定事項!!( `皿´)
コ:はーいw
ネ:てかよ、時期的にミライの1周忌ちけーんじゃねーのか?
コ:あ、うん・・・
ネ:いつだ?
コ:えっと・・・来週の土曜日。
ネ:じゃ、お墓作るのはその日でええな(´◉◞⊖◟◉`)
コ:え!?急すぎ・・・
ネ:いーんだよ!!( `皿´) ミライの1周忌に間に合うように建てることに意味があんだろ!!( `皿´)
コ:いや・・・でも皆さんも予定があるだろうし・・・
ネ:そんな予定フッ飛ばしゃいーんだよ!!( `皿´) ウダウダ言わんと、こーいう時は勢いに任せる!!( `皿´)
コ:(´雪ω雪`)ウ、ウン・・・
ネ:そしたら、早速全員に連絡取るぞ!!一斉メール書っから、コユキも文面考えろ!!( `皿´)
コ:(´雪ω雪`)ハイ・・・


[✉Mail from Neesou to Ahekin members  ネーソーからアヘキンメンバーへのメール]
To:あへきんめんばー
From:ネーソー様
Sub:やいおまえたち!!!!
Text:
この前は楽しかったな!!

んで、いきなりだが、来週の土曜日、またタッカーオ山に集合してくれ!!
コユキのカワイイカワイイ一人息子、ミライのお墓をつくるためだ!!

持ちもん:シャベルとスコップと軍手。このへんはマストな。でっかい石とかでっかい岩とか、持ってこれるヤツがいたら持ってきてくれると超助かる。あとは食いもん・飲みもんてきとーに。花とか、各自のCDとか本とか絵とか、お供えしたいヤツは自由。

集合時間は朝の9じ!!場所はタッカーオ山3合目駐車場!!
※車でいきてーやつ→近場なら俺っちが拾ってくから個別で連絡せよ!!

来週の土曜が、ちょうどミライの1周忌なんだ。そこまでに間に合わせたい。コユキの願いを叶えるために、力を貸してくれ。

つーわけで、こっから下はコユキが書いてる!!ちゃんと読めよ!!
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コユキです。皆さんには色々とご迷惑をおかけしまい、申し訳ありません。
でも、こんな私と仲良くしてくださり、心から感謝しています。ありがとうございます。

ネーソーさんが、ミライの1周忌に合わせてお墓を作ろうと、提案してくださいました。

無理にとは言いませんが、もしご都合がつく方がいらっしゃいましたら、
お力をお貸し頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。(コユキ)
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コユキは遠慮してこーやって書いてるが、いいかおまえたち!!ゼッテーこいよ!!こなかったらひどいぞ!!仕事だったら有休とれ!!デートや遊びはキャンセル!!んなのいつだって出来んだろ!!家事や育児はダンナか嫁さんにぶん投げろ!!

今こそアヘキンメンバーが団結するとき!!!!
タッカーオ山に、みんなあつまれ!!!!

p.s. くっさんはむりせんでいいから!!あいしてるでくっさん!!
天才イラストレーター・ネーソー様より


【Yuimi's Case   ユィミの場合】
(๑꒪ټ꒪๑)・・・ハ?ライシュウ?

いやいやいやいや。
家事や育児は簡単にぶん投げられないっつーの。



【Nyamsan's Case   ニャムサンの場合】
相変わらず突発的に動くよなぁネーソーは・・・

あの時もそうだった。「おぬこの代わりに実家のうどん屋で働かせろ!!」って、いきなり来たもんなぁw

来週の土曜なんて、ガッツリ収録だよ。コユキちゃんの力にはなってあげたいけど、さすがに収録に穴を開けるのは無理だなぁ・・・(´・ω・`)


【Rakia's Case  ラキアの場合】
いやいや・・・自営業に有休はないんだってネーソー。しかも、タッカーオ山に朝9時って。ここから車でどれだけかかると思ってんの・・・


【Tokiyu's Case  トキユの場合】
ネーソーさん、私が北海道戻ったのを忘れてないか・・・

(´金ω金`) パイセン、また美味いもん食わせてくれるんスかね?それなら行ってやってもいーっスけどね。

金田一君。さすがに今回ばかりは、相当なものが出てこないと我々の腰は上がらないぞ。


【Kussan's Case   クッサンの場合】
むりせんでいいから!!って、先週こっちに戻ってきたのに行けるわけないじゃん・・・せめて日本いる時声かけてくれれば、帰国予定伸ばしたのに・・・


【Fiimo's Case   フィーモの場合】
やった!!久々にみんなで集まれる!!(^∀^)
絶対楽しい!!行きたい!!

よっしゃよっしゃ、早速返信!!もひもひするうううううううううううううううううううううううううううううううう


【Neesou's Case    ネーソーの場合】
ふぃもげの返信はやwww 相変わらずだなコイツは・・・

おっし。あとのメンツは直電だな。
(´◉◞⊖◟◉`)つ📱 ポチットナ


【Ain’s Case   アインの場合】
は?無理だし。行けるわけないし。バカなの?・・・・・え?・・・・・・うん・・・・あ、そういうことか。じゃあちょっと待って。スケジュール確認する。あー来週の土曜は打ち合わせが2つと、取材が入ってる・・・うん、ちょっと厳しい。でも日曜なら行けるよ。日曜じゃダメなの?

・・・・・・そっか。日曜だと1日過ぎちゃうんだ・・・ごめん。コユキちゃんには直接謝っとく。・・・うん、分かった。土曜はいけないけど、僕に出来ることがあればやるから言って。


【Munetaro's Case  ムネタロウの場合】
来週の土曜ですか・・・ちょっとその日だけは先約が・・・他の日にずらせないでしょうか。・・・・・・・・・なるほど、そういうことですか。いえ、絶対ずらせないことはないのですが、お相手の方とは1か月ほど前にお約束したので・・・いえ!デートではありません!・・・・・・はい、ネーソー様の依頼は最優先です。承知いたしました。馳せ参じます。


【Piiko's Case  ピイコの場合】
はあああああ!?何寝ぼけたこと言ってんだよ!!( `д´) なんで朝っぱらから山登りしなきゃなんねーんだよ!!アタシ、その日2カ月ぶりのオフなんだよ!?なにが悲しくてアンタとタッカーオ山登らなきゃなんないんだよ!!頭沸いてんのか!?( `д´)

・・・・・・・・・・・・・・・そーいうことかよ。先言えよ。そっか。コユキの息子の1周忌か・・・・・・・・・・・わかった。行くよ。でも9時ははやすぎない?13時集合とかにしてよ。


【Shouko's Case  ショウコの場合】
・・・ネーソー、私来週日曜日は本番で、土曜日は前日リハがあるって予定、LINEしたわよね(^ω^)。また私のLINE、既読スルーしたのね。ネーソー、相変わらずいい度胸してるわね(^ω^)

・・・で、タッカーオ山に集まって何をするの?・・・・・・なるほどね!良いじゃない。リハがなければ私も行きたいけど(笑)。うん。皆によろしく言っといてね。それと、日曜日のコンサート、来なかったらタダじゃすまないからね(^ω^)

【Konkichi's Case   コンキチの場合】
それは是非行きたいけど・・・私が行って邪魔にならないかい?・・・・・・そうか。わかった。行かせてもらうよ。うん。声を掛けてくれてありがとう。お手伝いさせてもらうよ。


<Dialog Neesou and Misaki on the phone ネーソーとミサキの会話 電話>
ミ:・・・なるほど。いかにもネーソーくんが考えそうなことね(笑)
ネ:いや、コユキ喜んでくれっかなって思ったんで。
ミ:絶対喜ぶと思う。私も大賛成。ありがとね。
ネ:いえいえ。んで、ミサキ先生にも手伝いに来てもらいたいんすけど・・・さすがに厳しいっすかねw
ミ:そうねー・・・来週の土曜かぁ・・・途中参加なら何とかなるかも。
ネ:マジっすか!!それでも全然いいっす!!一応朝から作業して、夕方くらいに完成させるつもりなんで、間に合うようなら顔出してくれるだけでも嬉しいっす!!
ミ:あまり期待しないでね(苦笑)
ネ:もちろん、無理はしなくて全然いーんで。
ミ:わかった。行けそうなら行くね。みんな来てくれそうなの?
ネ:まーそーっすね。何だかんだ言って、アイツらとのつながりは切れてないんで。んじゃ、よろしくおねがいします!!
ミ:はーい(美´∀`咲)


【Jyunji's Case   純次の場合】
こうなったら僕も行くしかないよね。誘われてないけど。ヒッヒッヒッヒッヒッ。

【Yudako's Case  ユダ子の場合】
ただの部外者!!


<Story 58  Preview   次回予告>
タッカーオ山駐車場で、俺っちと握手!!
※モデルこそいますが、あくまでもフィクションです。
※次回更新は12/04(土)の20:00です。


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