水泳と脈拍
水泳は水の圧力があり、体が浮く為、
血の循環は非常に良くなります。
そのため脈拍も比較的上がりやすく、
それでも水中にいる間は、他のスポーツより心臓への負担も少ないと言われています。
しかし、練習をする上で脈拍を管理する事は非常に重要です。
まず、脈を簡単に測れるようになる事。
首に走っている脈瘤を軽く押さえます。
脈は10秒間は測定しましょう。
その6倍が1分間の脈数です。
私達もハードな練習をした時、30回強の脈数でしたから、その場合の1分脈数は180回という事になります。
練習で脈拍が高いというのが良いわけではなく、
練習の強度や質、量によって、いつでも調整できることが望ましいです。
練習への取り組み方も変わってきます。
ただし、脈拍数は個人差も大きい為、
普段から脈を測定し、自分が脈拍数が上がりやすいタイプなのかそうでないタイプなのか、傾向をつかむ事も重要になります。
それにより短い距離が得意なスプリンター、
長距離に強いディスタンス選手に分けられることだってあります。
脈拍を管理し、よい練習を行いましょう。