2025/1/25（土） 初ブルベ300km
※その日のうちに感想が書けなかったので翌日記録です。
というわけで初のブルベ300kmに挑戦です。カーシェアで行こうと思ったけど近くに空いている車がなかったので行きは自走帰りは輪行の予定で。
朝は2:30起床３時過ぎに出発。
目的地までの40kmを淡々と流して到着。
軽い補給で流す分には脂肪燃焼につながっている気がしていい。5時過ぎに着いたので近くのすき家に寄って朝ごはん。
定食のほうが安く済むしご飯も食べれるけどそこまでの時間もないのでさっと食べて退店。
5時半頃に集合場所に到着すると、予想以上にブルベの人たちで賑わっていてびっくり。ドキドキしながら車検をお願いしたが何事もなく通過できてホット一息。
それからブリーディングで説明を聴いている間にまだきてない友人から連絡がきて20分ほど遅れるそう。20分ならいつ走り始めても誤差みたいなものだし待つことに。（この20分が後に響くことになる）
友人を待っている間に今回のコースについて考える。
伊豆半島のアップダウンが鬼門だろうけど自分はこれぐらいのアップダウンは大好きなのでむしろ楽しみ。
普段ノダイチとかで一生平坦走ってるとちょっと刺激があるアップダウンのほうが退屈しなくていい。
海岸沿いの風にも勝てるかがポイントかも。
ということで無事に友人とも合流できていざ出発。
ブルベ攻略の秘訣は食い続けるということなのでコンビニに入る度に二品以上食べることにした。寒いので揚げ物ホットスナック万歳。
50km手前のCP1の前にコンビニエイドを1回。CP通過後再度コンビニエイドで150km地点のCP2へ。今回手持ちの補給食はたくさん持ってきたので徐々に食べていく。
後半も同様
ドリンクはグランフォンドウォーター+スピードウォーター+パラチノース MIX 950ml✕2本
グランフォンドジェルは以前TRYCLEへ訪問した時に見つけたものでブルベで初投入。スピードジェルみたいな水感を想像していたので思ったよりジェルジェルしててびっくり。しかも美味いしジェルしてるほうが腹持ちいいような気もするのでこれもいい。今度は袋で買って自分のロングライドの時の補給にしようと決意。
さてコースはというと伊豆半島に入りアップダウンが増えていった。友人を千切らないように、それでも負荷は保ちたいので今回のライドではインナー封印をテーマにしてSFRで坂を乗り切る。途中信号の立ち上がりとかで早いからゆっくり立ち上がってほしいと言われ、そんなに速く立ち上げている感覚もないので何故だろうと思ったらホイールがDRIVEだからかもしれないということに気付いた。どうせ30km/h以下の巡航になるからzipp 303Sみたいな高速域の伸びは要らないからDRIVEでいいやと思い今回のブルベで採用してみたけどたしかに立ち上がりのストレスが低いことに気づいた。登りも回す分ロスなく進むし、軽いからハンドルが振りやすくなった。特にSFRをやっていると肩甲骨からハンドルを引くような動作で踏むのでDRIVEのほうがSFRしやすいのかもしれない。
みたいなことを考えながらSFRをやって下りを流していたら無事にCP2へ到着。到着写真を撮り終わるとコンビニエイドで再度補給とドリンクを追加してから昼食へ。コンビニでまったり補給していると地元のおばあちゃんから飴をいただいた。なんて優しい世界。
3kmほど進みルートとは少しそれたところにお目当てにしていたお店に到着。
伊豆といったらやっぱり金目鯛。特にしゃぶしゃぶはこの世のものでいちばん美味いと思っている（持論）
これだけの長距離を走るんだからこういうのがないとやっていけない。
この食事を堪能している間に友人は先にお土産を買いに行きたいとのことだったので先に出発させて伊東マリンタウン合流ということに。
大変満足してお店を出て、お店の裏にある絶景ポイントに自転車をたてて撮影。やっと自転車と風景の写真を撮った。
これで自分の中でのゆるポタは完了したのであとは帰るのみ。
先に出発した友人を追いかけにちょっと踏んでみる。
再出発してすぐにパンチのある坂があったので当然アウターでそれなりに踏んでみた。キツイことにはキツイけど姿勢が維持できてるおかげで気持ちよくバイクが進んだ。その後の巡航もエアロ姿勢で上半身を使ってテンポ走くらいで追いかける。
SFRをやってて気づいたのはへそとステムが近づいた前傾姿勢を勝手に取るようになるから知らぬ間にエアロ姿勢を長めに維持できるようになったということ。重いギアで踏めれば単純に速いしエアロ姿勢も取れれば更に速いしいいことづくめ。SFR万歳。
快調に飛ばして伊東マリンタウンへ到着。到着と同時に10分弱先に出発した友人から今着いたとの連絡が入ったのでタッチの差だった。この区間のログ、ラップタイムで残しておけばよかった。
伊東マリンタウンでは食後のデザートへ。
疲れた身体に甘いものが染み渡った。
罪悪感なく食べれるから素晴らしい。
その時点で残り130kmくらい。残りは友人を引きつつアップダウンを乗り越えゴールへ向かう。
ここから先は後半の補給食を続々と食べながらコンビニには寄らずノンストップで3つ目のCPを通過。気づいたら真っ暗になっていて下りは怖いので気をつけながら下る。途中の平坦では、友人からどうやってエアロを取っていると言われ、ハンドルの握り方から教えてみたらそもそもハンドルの握りが今までと違うと言われてびっくりした。たしかに誰かに教わらないとこういうのって気づかないよなって思う。かくいう自分もにっしーさんから教えてもらったし。それを教えてから友人が脚が上がるようになったと効果を感じたようでよかった。
たしかに段々フォームがきれいになっていった感じもある。
そんなこんなで意外と退屈することなく最後のCPも通過。最後のCP前に最後のコンビニエイド。凍える中の肉まんは美味い。この時点で残り40km。ここから余程のトラブルが起きない限りは完走できるだろうと確信しここからはウイニングラン。だがここにきてゴール予想時間が終電に20分ほど間に合わないことに気づいた。ここにきて冒頭の20分遅れの伏線を回収してしまった。けどここまできて急いで帰って事故るのも嫌だし、どこかに泊まって翌日帰ればいいだけのことなのでこのままのペースで出発。
続々と同じ300kmの人達と合流し一声かけながら抜いていきついにゴール。
300km走ってもほぼ負荷がないことをGARMINに見抜かれてしまった。FTPテストの時の負荷が500を超えてたのを考えると如何にゆるポタに徹したかがわかる。なにはともあれ友人も無事に走りきれてよかった。
結果的に消費した補給食はジェル三銃士が2個ずつのみ。なんだかんだラムネに一切手を付けず他は悟飯とコンビニエイドで何とかなった。
実際に走ってみて達成感はすごいがそれ以上に安心感がすごかった。とりあえずあげさえしなければひたすら走れそうってことがわかったのでしばらく超ロングライドはいいかなというのが率直な印象。その日のうちに帰れないことと事故のリスクが高いので。それでも1回やっておいてよかった。この経験はどこかの自信につながると信じてまた練習頑張ろう。
このあとは溝の口まで移動して快活CLUBにピットイン。
シャワーを浴びて即効寝落ちしました。
