監査論で博士課程に進学するまでにやっておくコースワークの準備
はじめに
最近、自分のゼミ生が他大の大学院への進学が決まりまして、紹介した本をシェアしようと思います。
コースワークは普通に良い点数をとってほしいですが、準備していないと太刀打ちできないのが数学・統計学関係。しっかり事前に準備しておきましょう。
経済数学
とりあえず、数学よ。数学分かってなかったら、理論研究するにも実証研究するにも、ある程度で頭打ちになるので、将来の自分に投資すると思って数学やってください。
下記の本は懇切丁寧に書いています。これを読んでわからない場合には、そもそも読み飛ばしているということなので、音読して読んでください。
ミクロ経済学
実証研究する人もほとんどの大学院のコースワークで必ず必要になるのが、理論(数理モデル)です。これが分からんのに実証しても、いずれ頭打ちになるので、将来的に伸びるためにもしっかりやっておきましょう。普通に読み物としても面白いです。
会計学への応用を知りたいなら
財務会計への応用を知るならこの本。というかこの本はたぶん大学院で読むことになると思います。
計量経済学
計量経済学が何を紹介するか一番悩みましたが、学部でStock & Watosonをしっかり勉強しているというのが一番大学院の先生にとっては有難いのではないかと思って紹介しました。
「第I部 問題意識と復習」はさくっと読んで、「第II部 回帰分析の基礎」と「第III部 回帰分析のさらなるトピック」をしっかりやるのが良いと思います。「第IV部 経済時系列データの回帰分析」は学部時代ではやらなくてよい。「第V部 回帰分析に関する計量経済学の理論」は教えてくれる先生がいるなら読んだらいい(ワイは教えられない)。
Rのコードで勉強する人のための資料もあるので、是非実際に動かしてみてください。
会計学への応用を知りたいなら
会計学での実証研究を知りたいなら、普通に論文を読めばいいと思います。
さいごに
巷には多くのテキストが溢れかえっていますが、ベーシックなテキストをしっかりやっておくというのが、学部や修士時代には重要かなと思います。
君の大学院生活に幸あれ!!
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