家庭科の先生になったら教えたいこと
お家にいる時間が長すぎて、何かできることはないかと話し合い、同じ家庭専攻の子たちと布マスク作りを始めました。Tarteです!
被服の教授から布を寄付してもらい、800枚の布マスクを各家で作っています。
自分たちの住んでいる街に寄付することでマスク不足の解消に役立ちたいです。
この経験も、家庭科の先生になったときに教えたいです。
女子大生の戯言
家庭科の先生になったら教えたいことその1
私は最初のnoteの1ページに書いたように、教育大で学んでいます。専攻は中等教育の家庭科です。
現段階で卒業後は、中学校で家庭科を教えたいと考えています。私が家庭科の先生になったら教えたいことが沢山あります。今回はその中で1つ。
自分は1人で生きているのではないこと
です。
これは、子ども食堂との出会いから学んだことです。
私は家庭クラブに所属しており、ボランティア活動を沢山行なってきました。
家庭クラブを簡単に言うと、暮らしをより良くするために学校や地域で活動する組織です。 私の学校では、お菓子作り講習会、ボランティア活動、学校行事の運営、弁当の日・おにぎりの日の情報発信など様々やっていました。
私が行ったボランティア活動の1つに、子ども食堂の手伝いがありました。
私は、1年の頃から子ども食堂のお手伝いをしていました。
仕事の内容は、食材を切って調理し、子どもたちに提供することと片付けです。朝からお昼過ぎにかけてお手伝いをしていました。
初めの頃は、大変だと思っていましたが
子どもたちが私が作ったご飯を「おいしい」と言って食べる姿をみて、
私のご飯で人を笑顔にできた!私って凄いかも!
と思い込み、料理がもっと好きになりました。
今の時代、私たちの周りには、食べ物が溢れていてお金があれば、食べたい時に食べたい分だけ食べ物がいつでも手に入るようになりました。
けれど、子ども食堂の手伝いをしていくうちに、経済的に食事がとれない子、孤食をしている子、大人に言えない悩みや不安を抱えている子がいることを知りました。
当時の私には、話を聞いて見守ることしかできなかったのが悲しかったです。
子ども食堂では、色々な事情を抱えている子の居場所になるよう沢山の大人が支援を送っていました。
無償で食材を届けに来てくれる農家の人、遠くから毎回手伝いに来る主婦の人たち、食べに来る人たちがいるから子ども食堂が成り立っているのです。
その姿が私には、食を通してあなたは1人で生きているのではないよとを伝えているようでした。
体の空腹だけではなく、心の空腹も満たしたいという気持ちが伝わってきました。
だから私は、家庭科の先生として子どもたちに、家族や学校以外にもあなたの事を想っている人が必ず周りにいることを教えたいと思います。
そして、当時は困っている子どもたちに対して話を聞いて見守ることしかできなかったけど、先生になった時に同じような状況の子に出会ったら、今度は絶対に助けたいです。
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