奄美ノネコ預かりボランティアになりました。
奄美ノネコ預かりボランティアになりました。
6月18日に我が家に黒猫🐈⬛の女の子が来てくれました。
名前は楓夏ちゃん(ふうか)、ふうちゃんです。
3才くらいです。
姫ちゃんが捕獲された今年1月下旬〜2月も、捕獲頭数が多かったのですが、ここ最近も多くて今月6月は過去最多の38匹が捕獲されました。
6月上旬、捕獲頭数が多く、既に預かりボランティアをしてくださっているところもいっぱいになりつつあることを友人の展示の手伝いに向かう新幹線の中で知りました。
姫ちゃんもそうでしたが、ここ最近捕獲されている子の中には、ベタ慣れの子やサクラカットの子が多くいます。中には子猫もいます。
人馴れ度に差はあれど、ノネコではない、と思う子がほとんどです。野生化した子たちではなく、地域猫として人と、ある程度関わって生きてきた子たちだと感じています。
そういった、何の罪もない子たちが人間の計画、政策で"捕獲されてから1週間以内に引き取り先が見つからなければ殺処分"というのは酷すぎる、とノネコのことを知ってから考えるようになりました。
なんとかしなければ、と姫ちゃんと暮らし始めてから強く思うようになりました。
姫ちゃんもノネコとして捕獲されました。
もし、保護主である杉田さんが手を挙げてくださらなければ、今、一緒に暮らせていなかったかもしれません。
1匹でも救いたい、と新幹線の中で、預かり人になりたいです、と琉未ちゃんの保護主さんに連絡をしました。
"ノネコ預かり人"には、"ノネコ譲渡認定人(書類提出し審査を受け、奄美大島現地で講習を受けた方)"に、
私の情報や、預かる部屋の詳細などを奄美市に提出してもらい、認定を受けることでとなれます。
ノネコ預かり人認定待ちの間に、私の部屋を預かりっ子部屋にすべく大改造をしました。
住み慣れた奄美大島から、いきなり東京に来て、本来なら逃げるべき犬がいて、先住猫が2匹いて、という環境では預かりっ子ちゃんが驚いてしまうし、緊張してしまう、と思い、私の部屋で人馴れ、お家慣れをしてもらうことに決めました。
私の部屋は全く猫使用になっていなかったので、猫さんにとって安全な環境にすること、ケージフリーになれるようになったら、のびのびと過ごせるようにキャットタワーやキャットステップを設置しました。
縁あって、私の預かりっ子になってくれた子が、ずっとのお家に行ったときに、その子らしく過ごせるように私なりに色々考えて準備をしました。
ここは怖くないよ、ということをまず、わかってもらえるよう、日々接して、可愛がっています。
初めての預かりボランティアでわからないこと、不安なこともあります。
でも、姫ちゃんや他の奄美っ子を救ってくださり、ずっとの家族へ繋いでくださった方々がいるように、私も奄美っ子のずっとのお家が、家族が見つかるよう頑張ります。
人馴れが進んで、私の部屋にも慣れてきたら譲渡会に参加する予定です。
楓夏ちゃんが我が家へ到着して、もうじき1ヶ月。絶賛人馴れ訓練中です。
でも、ちゅーるを袋から食べられるようになったり、えび天でなら全身なでられるようになったり、背中なら素手で少しなでられるようになったり、リラックスして寝られるようになったり、少しずつ新しい環境に慣れてきてくれています。爪切りもネットインで、できました。
楓夏ちゃんがずっとの家族に出会えるよう、幸せになれるよう、精一杯頑張ります!