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Timmy的娯楽MTG~2022年振り返り~

はじめまして、きよあきと申します。皆様の2022年振り返り記事に触発されて筆を執りました。初noteなので色々と機能を試しながら、一年を振り返っていきたいと思います。

1987年生まれ。1女の父。MTG歴はウルザ〜オンスロート、ローウィン=シャドウムーア〜ミラディンの傷跡、イコリア〜現在。Timmy。武藏野MTG會所属。大宮勢。晴れる屋巡行13/25。
Twitterプロフィールより引用

1. フォーマットの旅~プレイ機会を求めて~

今年はプレイ環境の変化から、プレイ機会を求めて数多くのフォーマットに触れる一年になりました。

1.1. モダン期(1月~2月)

私は帰属意識でモチベが高まる社畜気質タイプなので、2021年の紙復帰の際、まずは晴れる屋大宮店に通うと決めました。理由は家からの距離。

当時、晴れる屋大宮店は"モダンの店"で、好きなレガシーは連日不成立…。プレイするためには、モダンで遊ぶ必要がありました。モダン経験は無かったものの、MH2のパワーカードを中心としたメタゲームは取っ付きやすく、すんなり参入できた印象があります。連日モダンで遊ぶ状況は2月末まで続きました。

対話を止めるので嫌い、だが4枚採用。

1.2. 迷走期(3月~5月)

変化のきっかけは晴れる屋大宮店で3月8月からスタートした"プロモパックパイオニア!"。曜日毎に推奨フォーマットが指定されることにより、プレイヤーの流れが変わり始めました。当初こそ推奨フォーマットとは関係無くモダンが連日成立し続けていましたが、パワーカードの応酬への疲れもあり、徐々にモダンが成立しなくなっていきました。

晴れる屋大宮店で遊び続けるためにパイオニアを組みましたがデッキが合わず、少しだけ距離を置くきっかけになってしまいました。

パルへリオン、勝ってもつまらんので合わず。

プレイ機会を他の店舗に求めたりもしました。mtg-jpのFNM検索で見付けたゼスト所沢店は、レガシーを遊ぶ機会を与えてくれました。日中に時間が取ることが難しいため、金曜は21時から、土曜は20時から開始する大会は理想的、集まる人の層も似ており、居心地の良い店でした。

ゼスト所沢店での出会いから、復帰後初の個人主催大会に参加しました。

ゼスト所沢店は12月1日付けで店名が桃太郎王国 所沢店に、閉店時間が21時に変わってしまいました。ゼスト所沢店でレガシーをプレイし続けることは叶いませんでしたが、武藏野MTG會(旧新座TCG同好会)という素晴らしいコミュニティに出会うことができました。あいチャンさん、ありがとうございました!


1.3. パウパー期(6月~9月)

レガシーで遊ぶ機会が得られ、休日のMTGライフは満足いくものになりましたが、平日には不満が残っていました。そんな中、5月9日に晴れる屋大宮店で始まった"平日パウパー"。そして6月25日に開催された"第1期パウパー神決定戦"。晴れる屋大宮店の面々から誘われたこともあり、1か月遅れながら参入することを決めました。

パウパーのレシピを調べ始めてすぐ、レガシーのバーンがほぼそのまま使えることに驚きました。レガシーで勝てるデッキがパウパーで勝てない理由が分からず、まずは家で眠っていたバーンパーツを引っ張り出して参戦。

沼でした。求めていたMTGがそこにありました。

  • "カードパワーが低い"ことによる"MTGで遊んでいる感"

  • "カードプールが広い"ことによる"アーキタイプの多様性"

  • "突出したアーキタイプが無い"ことによる"メタゲームの推移"

  • "カードの値段が安い"ことによる"参入障壁の低さ"

沼に嵌った私は一気に6デッキを構築、様々なアーキタイプで遊び始めました。晴れる屋大宮店のみでは飽き足らず、晴れる屋TC東京にも足を運び、出張先にも持参、何とか都合を付けて参加するようになっていました。


そして迎えた"第1回大宮パウパー”彩”強決定戦"と"第2期パウパー神挑戦者決定戦"の連戦。直前にイニシアチブの主要パーツが禁止される波乱もありましたが、何とか納得のいくデルバー4枚入りUBテラーを持ち込めました。

クラーケンにも襲われたアカデミーに同情

まず、"第1回大宮パウパー”彩”強決定戦"。個人的には本番でした。

結果は惨敗でした。

渦まく知識を上手に使えるデッキでデルバーが弱いはずが無い、という先入観が誤りでした。UBテラーはアドが稼げないデッキなので、1マナ3/2飛行は強くても、アドが稼げるデッキから無尽蔵に出てくるパワー2飛行で受かるカードは採用すべきではありませんでした。問題点に気付いたとはいえデルバーを抜いた際のゲームレンジの変化に1日で対応する自信が無かったため、翌日の第2期パウパー神挑戦者決定戦にはそのまま使用しました。

こちらも当然勝てず。一般的なレシピを持論で変更する場合、一般的なレシピが持つ課題を解決していないとデッキは強くならないことを感じました。その後、一般的な形のUBテラーを長く使い、2022年で最も大会で使用したデッキとなりました(29-23-1)。


1.4. 現在(10月~12月)

現在もパウパー熱は冷めず、都合がつけば月曜日と木曜日は晴れる屋大宮店の"平日パウパー"に、火曜日は晴れる屋TC東京の"平日パウパー"に参加するようにしています。

一方、9月14日に晴れる屋大宮店で始まった"プロモパックレガシー!"が安定して成立するようになったため、水曜日はレガシーを優先して参加するようにしています。

金曜日は晴れる屋大宮店のFNMレガシー、あるいは晴れる屋TC東京のFNMパウパーに参加するようにしています。


1.5. 番外編(台湾・高雄)

仕事で台湾・高雄に2週間ほど滞在しました。土日にカードショップを巡った際のツイートを纏めます。


2. まとめ~求めよさらば与えられん~

今年は、私がMTGライフを満喫するために最も大切と考えている"環境"が構築できた1年だったと感じています。"環境"を構築するために努力をしてきたのは事実ですが、楽しい努力でしたし、運にも恵まれた1年でした。

今年達成できなかったことは、"成績"と"遠征"だと思っています。どんなデッキであっても目的は勝つことである、と考えています。Tier1でもローグでも、そのデッキに見合った成績を残す必要があると考えています。目標はデッキを組んだ自分が決めるべきで、Tier1とローグで目標が違っていても全く問題無いと考えています。変態ローグで3-0してレシピを掲載したい!でもTier1を最適化して彩強になりたい!でも良いわけです。具体的な目標は、ゆっくり考えていきたいと思います。

"遠征"については単純で、プレイヤーズコンベンション2022愛知に行かなかったことをとても後悔しているので、今年は可能な限り参加したいと思います。

最後になりましたが、皆様のおかげで今年もMTGライフを充実したものにできました。心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。よいお年を!